【東京スポーツ杯2歳S】2番人気ブレスジャーニーがクビ差で勝利

2016年11月19日 18時24分

東京スポーツ杯2歳Sを制したブレスジャーニー(左)

 19日、東京競馬場で行われたGIII東京スポーツ杯2歳S(芝1800メートル)は、2番人気のブレスジャーニー(牡2・本間)がクビ差で勝利した。勝ち時計は1分48秒3。2着はスワーヴリチャード、3着はムーヴザワールドだった。

 道中は後方3番手で運んだブレスジャーニーは、直線へ向くと進路を探しつつ外へ外へとかじを切った。スワーヴリチャード、ムーヴザワールドが先に前をとらえに動いたが、これを狙っていたかのように鞍上・柴田善の手が動く。すると、ブレスのエンジンが全開に。最後まで脚色が衰えることはなく、ゴール寸前でライバルをひとのみ。サウジアラビアロイヤルCに続く重賞連勝を飾った。

 東スポ杯といえばディープブリランテ(2011年勝ち馬)が日本ダービーを、イスラボニータ(13年勝ち馬)が皐月賞を制したように、いわゆる“出世レース”。翌年のクラシックに直結するケースが多い。

「今日は返し馬から気持ちが入り過ぎる面を見せた。でもレースでは自分のリズムで走れていたし手応え十分。差せると思った。このあとも無事に行ってくれれば」と柴田善もさすがに表情を緩めた。

 管理する本間調教師は「ジョッキーが3、4角で目標にする馬を切り替えた。さすが善臣。手の内に入れていて、脚があると分かっていたから外へ出した。うまく乗ってくれたね」と鞍上に全幅の信頼を置いている。

 続けて「ただ、返し馬は前走までとは違い頭を巻き込んでいた。ゲートに入れば問題なかったが、このあたり今後は考えるつもり」。柴田善が冒頭で指摘したように、ちょっとした“課題”を口にした。

 このあと1週間ほど状態を見て、次走の予定を決めるというが、これでこの世代の牡馬では頭一つ抜けたのは間違いのないところ。残された“課題”をクリアさえすれば、来春のクラシックでも大暴れしてくれそうだ。