【みやこS】松永幹調教師を競馬界の女神が直撃「ラニって米国ではゴジラなんだって!」

2016年11月04日 20時01分

松永幹夫調教師(左)にラニの状態を聞く稲富

【みやこS(日曜=6日、京都ダート1800メートル=1着馬にチャンピオンズカップ優先出走権)&アルゼンチン共和国杯(日曜=6日、東京芝2500メートル)稲富菜穂のだいじょばない】GI中休みの今週、開催も替わって今週から5回京都。第1週のメーンはチャンピオンズCへのステップレース、GIII第7回みやこS。3日にJBCがあってメンバー的に手薄で、しかも米GI帰りのラニなど有力3歳馬が3頭出走するなど実力的にも横一線。難解を極めるだけに、ここは“トレセンの女神”こと稲富菜穂氏に登場願い、ご託宣をいただこうではないか。

 

 どうも、稲富菜穂です。天皇賞・秋の熱気がまだまだ冷めない火曜日! これまたメルボルンカップでも大興奮しちゃいましたよ。なんですか、あの24頭立ての大迫力は! 勝ったのは稲富が見たことも、聞いたこともないアルマンダン。あ~、馬番17や~ん。で、2着はハートブレークシティー? そんな、さびしそうな街なんぞも知りませんでした…って、馬番13や~ん。私はいつも“稲富(1・7・10・3か、17・13)馬券”を買うんやけど、17→13でサク裂しとるやん(涙)。買っていなかったことをひどく後悔していまする。

 

 でも、今週は川崎競馬場でJBCがありマンダン。JRAでも週末は4つも重賞がアルマンダン(メルボルンカップおめでとうございます)。チャンスはいっぱい。今週は大儲けするぞ! で、日曜日に行われる東西の2重賞。人気馬が大丈夫なのかを取材してきやした。

 

 まずは京都のみやこS。人気になるのはラニですよね。松永幹夫調教師によると「今回はホップ・ステップ・ジャンプのジャンプくらいかなぁ」と。まぁ、攻め不足で「大敗してもおかしくないと思っていた」(同調教師)前走でも3着だから、それよりは上でいいのかも!?

 

 ちなみにラニといえば、気性の激しいことで世界的に有名。私もラニを観察してみたんですが、おとなしそう…と思った瞬間に、ビヨーンと跳びはねて「ヴォ」と叫んでいたもんね。なんでもアメリカでは“ゴジラ”と呼ばれているそうで、「向こうの新聞にラニの漫画が載っていてね。そこでは口から火を噴いてるの。それぐらい有名」。メールの絵文字を使えるならば、泣きながら笑っている絵文字を多用したい(笑い)。うんうん、これでいつも通りなのね。大丈夫でアルマンダン。

 

 そして東京のハンデ戦・アルゼンチン共和国杯は、3頭出しの友道厩舎に注目でしょう。そのうちの2頭が大魔神こと佐々木主浩オーナーの馬という華やかさ! 稲富、この2頭のジャッジをするマンダン!(もはや誰だ?)

 

 まずは58キロを背負うシュヴァルグラン。宝塚記念(9着)の疲れがガッツリと出たので、牧場と相談し、北海道でじっくりと休養したんですって。そのおかげで「いつもの牧場帰りよりもいい状態。関東への輸送は初めてなんだけど、この馬はヴィルシーナに似てしぶとく伸びるタイプ。だから、東京コースは合うと思う」。

 

 お姉ちゃんはこのコースでGIを2勝していますからね。大丈夫な予感。プンプンにおうでありまんがな(もうアルマンダンではなくすごい関西弁)。ヴォルシェーブはシュヴァルグランより3キロも軽い55キロ。これが魅力ですよ。「シュヴァルグランとは違い、切れるうえにポジションも取れるタイプ。ハンデをしっかりと生かせるはず」と。左前脚の屈腱炎で長期の休養があった馬。「ここで勝ち負けしたら、次はJCとシュヴァルグランは明言できるけど、この馬はレース後の状態を確認してからでないと次走を決められない。それだけ一戦一戦が大事なんだ。無事なら大きいところにいけていた馬なんだよ」

 

 この2頭のジャッジ。私の中では、もう決まったでアルマンダン!(ようやく戻ってきた。ってしつこくてすみません)

 

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。