【川崎競馬】激アツだった姫騎手・菜七子効果 中央デビューでどうなる?

2016年03月04日 16時00分

大勢の報道陣も駆けつけた

 騎手免許取得前から注目されてきたJRA・藤田菜七子騎手(18)の“川崎競馬デビュー”は、一夜明けた4日朝のテレビ各局のニュースでも報じられるなど社会的な関心も呼んでいる。主戦場のJRAでは5日に初騎乗。3日のフィーバーぶりと先輩にあたる過去の女性騎手の初勝利への道を、数字と記録で振り返った。

 3日の川崎競馬は入場者が前開催の木曜(1月28日=3367人)の2倍超となる7214人、売り上げは目標額8億5000万円を大きく上回る10億6654万4380円(前開催7億9008万2880円)を記録した。これはメーンにJRAとの交流重賞が組まれる開催日の水準だ。

 楯岡信一・川崎競馬開催執務委員長は「平常時を大幅に上回る成績を上げることができました。これを機会に、特に女性や若者などを中心に新たな競馬ファンが増え、JRAと地方競馬をあわせて競馬全体がさらに盛り上がっていくことを期待しています」。11月3日に行われるダート競馬の祭典・JBCやJRA交流レースでの騎乗に期待を寄せていた。

 菜七子はデビュー日未勝利に終わったが、過去のJRA女性騎手も即勝利をつかんではいない。“直近”例となる西原玲奈は、2000年3月4日の初戦が11着。以後5→14→8→13→7→7→13着ときて、同3月25日の中京開催、9戦目の4歳上500万下で初勝利を挙げた。また、JRA女性騎手最多勝(34)の記録を残した牧原(増沢)由貴子は1996年3月2日にデビューし初戦4着。以後9→16→2→15→9→12→8→16→11→14→13着と長いトンネルが続いた末、同年3月17日の中山開催、13戦目の4歳新馬で初Vを飾っている。

 所属するJRAで5日に注目の初騎乗を迎える菜七子。“デビュー戦”は、中山2Rの3歳未勝利(ダート1200メートル)で自厩舎(美浦・根本康広)のネイチャーポイント(牡)に騎乗。

 翌6日は同2Rの3歳未勝利(ダート1200メートル・牝)で自厩舎ホシノブーケに、12Rの4歳上1000万下(芝外1600メートル)で美浦・大江原哲厩舎所属=スワンボート(牡6)の2頭に騎乗する。