【地方競馬】新人騎手4人が10月1日付で免許交付 浦和の七夕騎手「馬の特徴に合わせた乗り方をしたい」

2020年09月09日 17時38分

10月1日から全国各地で騎手デビューする左から飛田愛斗、井上瑛太、長江慶悟、七夕裕次郎

 第100期騎手候補生の修了記者会見が9日、大井競馬場で行われた。

 2年間におよぶ地方競馬教養センターでの厳しい訓練を耐え抜いた候補生4人が、騎手免許試験合格の知らせを受けて会見に臨んだ。

 浦和競馬場の七夕裕次郎(たなばた・ゆうじろう=平山真希厩舎)は北海道網走市出身の19歳。

 定期健診先の病院の先生にすすめられて、生き物が好きだったこともあり、騎手の道へ。牧場で働きながらJRA、地方を3回ずつ受験した執念がようやく実った。七夕は「ひと鞍ひと鞍、大切に乗って馬の特徴に合わせた乗り方をしたい」と早くも実戦でのイメージを膨らませている。勝負服は胴黒、緑たすき、そで黒、緑縦じま。

 笠松競馬場の長江慶悟(ながえ・けいご=後藤佑耶厩舎)は愛知県春日井市出身の20歳。

 中学1年生の時に競馬中継で馬が疾走する姿を見て感動し、父が乗馬をやっていたこともあり、騎手を意識。工業高校を卒業後に決意を固め、勝負の世界に飛び込んだ。長江は「今年はレースに慣れることを一番に考えて、来年は30勝が目標です」とキッパリ。勝負服は胴黒、水色十字たすき、そで白、水色一本輪。

 高知競馬場の井上瑛太(いのうえ・えいた=打越勇児厩舎)は高知県高知市出身の17歳。

 祖父は紀三井寺競馬場の元騎手(松崎健次氏)で、祖母とともに高知の厩務員。担当馬メイショウパーシーで宮川実騎手が建依別賞(2016年)を勝った姿を見て騎手を志した。井上は「勝利数よりも1頭1頭を丁寧に乗る。上手に乗って勝ちたい気持ちが一番です」と内容重視の心構えだ。勝負服は胴白、紫星散らし、そで白。

 佐賀競馬場の飛田愛斗(ひだ・まなと=三小田幸人厩舎)は熊本県阿蘇市出身の18歳。

 小学校6年生までテコンドーの全国大会で活躍し、中学では野球に励んだが、父に連れられて行った佐賀競馬場がターニングポイントになった。「厩舎をもっと盛り上げていけるよう、勝てるだけ勝ちたい」と意欲満々だ。勝負服は胴黄、黒元禄、そで黄、青一本輪。

 10月1日付で免許が交付され、各地の競馬場で待望の騎手デビューを果たす。