〈美しすぎる騎手の新連載スタート〉ミシェルBonjour!東スポ フェブラリーS気にナ~ル3頭

2020年02月20日 11時00分

男性ジョッキー顔負けの鍛え上げられた体を披露するミシェル

【ボンジュール ミシェル(ハート)】先月27日から川崎を拠点に地方競馬で騎乗中のフランス人ジョッキー、ミカエル・ミシェル(24)の本紙独占連載「ボンジュール ミシェル(ハート)」がついにスタート! 現在、競馬界を席巻する“美しすぎる騎手”が自らのプライベート、さらに競馬への熱い思いを本音で語る。その第1回は23日に行われるJRA・GⅠフェブラリーS(東京ダ1600メートル)の気になる馬をピックアップ。ミシェルのハートを射抜いた馬は果たして?

 読者のみなさんボンジュール! ミカエル・ミシェルです。今週から東京スポーツさんでコラムをすることになりました。私は今、地方競馬の短期免許で南関東を中心に参戦していますが、レースや日常の中で印象に残った出来事を中心に、いろいろなお話をさせていただければと思っています。

 先週の船橋開催では5勝を挙げることができて、これまでで最高の週となりました。その中で一番印象に残っているのは、木曜(13日)10Rのシュヴァルダムールです。この馬の名前はフランス語で“愛しの馬”“お気に入りの馬”という意味で、すてきな馬名だなとレース前からわくわくしていました。乗ってみると彼は遊びたがり屋さんで、レースではその明るい性格をコントロールすることを心掛けましたが、すごく息が合い、私にとって彼は馬名通り“お気に入りの馬”になりました。

 バレンタインデー(14日)には初めて1日2勝。特に最終レースのアドマイヤプリヴは前走、フランスでの大先輩のスミヨンが乗っていたと聞いて私の心に火がつきました。レース後、スミヨンからお祝いのメッセージが届き、とてもうれしかったです。

 ちなみにバレンタインデーといえば、日本では女性から男性へチョコを渡すそうですね。フランスでは男性が女性に渡すので驚きです(笑い)。

 そして今週から騎乗している浦和でも月曜に1勝、火曜も2勝と幸先のいいスタートを切れました。これで南関東全場に騎乗したことで、フランスでは経験していなかったダート競馬にフィットした騎乗が、だいぶできるようになってきたと思います。昨夏に乗った札幌のダートと違い、地方競馬は砂が厚く、さらに全ての馬が初コンタクトのため、最初はうまくレースをコントロールできないこともありました。でも今は自分なりに改善できていますし、2回目のコンビとなる馬も増えてきて、くせを把握し、的確なレース運びができるようになりました。もちろん、エージェントのフレッド氏や社台サラブレッドクラブの角南氏、山崎裕也先生など、周りの方がチーム一丸となって、私を支えてくれているのも大きいです。

 木曜(20日)は10、11Rで南関東屈指の名トレーナー、小久保先生の実力馬2頭の他、有力馬が揃っているので、これまで以上にたくさん勝てるよう頑張ります。そして土曜(22日)はLVR第2ラウンド参戦のため、佐賀競馬場に行きます。日本の女性ジョッキーたちとまた会えるのはうれしいですし、佐賀のファンの方たちと競馬場でお会いできるのが今から楽しみです。

 そういえば、日曜(23日)は東京競馬場でダートのビッグレース(GⅠ)、フェブラリーSが行われるそうですね。全馬が分かるわけではないのですが、出馬表を見て気になったのはヴェンジェンスです。中京のGⅠ(チャンピオンズC)は7着でしたが、それ以外は安定した成績ですし、力をつけているように感じます。

 それにモズアスコット。フランス時代から私の良きアドバイザーで尊敬するルメールが騎乗しますし、初ダートの前走がすごいパフォーマンスでした。芝に実績があるので、芝スタートも良さそうですね。私が所属する南関東からは3頭も出走するそうですが、中でもノンコノユメは中央の馬相手に崩れず走っていますし、東京コースにも実績があるようなので、応援したいです。

 それではみなさん、アトゥタラ(また会いましょう)(ハート)

☆ミカエル・ミシェル 1995年7月15日生まれ。フランス南東部イエール出身。10歳で乗馬を始め、2011年に競馬学校に入学。14年3月に騎手デビューし、同年9月に初勝利を挙げる。その後、落馬による負傷で1年半の休養を経て、17年に17勝をマーク。18年には女性騎手として初めてフランス年間リーディングで83日間にわたってトップを維持し、最終的には72勝を挙げ12位で、国内女性騎手の年間勝利記録更新。19年8月にはJRAワールドオールスタージョッキーズで初来日し総合3位となった。地方競馬では2月18日現在103戦11勝をマーク。