【岩手競馬】禁止薬物検出で18、23〜25日の開催取りやめ

2019年11月18日 18時51分

 岩手競馬は17日、所属馬から禁止薬物・ボルデノンが検出されたとの報告を受けて、18日および23~25日の開催を取りやめると発表した。

 競走馬理化学研究所から禁止薬物の陽性反応が指摘されたのはノアクリスティン。10日の盛岡競馬に出走(8頭立て2着)した3歳牝馬だった。岩手競馬が薬物禍に見舞われたのは今回で5頭目。いずれもボルデノンによるもので、事態を重く見た岩手県競馬組合は開催を中止し、その間全ての在厩馬の検査に踏み切ることを決定した。

 昨年は4頭の陽性馬が見つかり、計14日間の開催取りやめに追い込まれた岩手競馬。再発防止に向け、盛岡・水沢の全厩舎に監視カメラを設置し警備態勢の強化にも取り組んでいたが、関係者の努力はまたも実を結ばなかった。

 これまでもビッグレース直前に薬物検出の憂き目に遭ってきた。今回も18日に盛岡競馬の今年度最終開催を控えていたが、競馬場でのイベント等はもちろんなくなり、帯広競馬の場外発売も中止を余儀なくされることになった。

 岩手県競馬組合は15日に岩手県警察本部に連絡。捜査当局に全面協力するとしているが、年末に向け問題は山積している。