【JBCスプリント】コパノキッキング騎乗・菜七子 JRA女性騎手初のGI制覇にクビ差及ばず「悔しいです」

2019年11月05日 12時45分

悔しさを押し殺す菜七子

 先頭ゴール寸前で伏兵のまさかの強襲――。交流GI(JpnI)JBCスプリント(4日=浦和ダ1400メートル)で、藤田菜七子騎乗のコパノキッキング(セン4・村山)は、わずかクビ差でJRA女性騎手初のGI制覇の快挙を逃した。

 レース後は「悔しいです」と声を絞り出した菜七子。「番手で競馬をしようと思っていた」青写真通り、外3番手から抜群の手応えで2頭をかわし、直線では一気に後続を突き放したようにも見えたが…。最後の最後に伏兵ブルドッグボスの強襲に屈した。

 もちろん、この敗戦は菜七子の評価を下げるものではない。「(当初は)使う予定ではなかったレースだったことを思えば、よく頑張った」とオーナーのDr.コパこと小林祥晃氏は人馬をねぎらい、次走予定のGIIIカペラS(12月8日=中山ダ1200メートル)も「菜七子ジョッキーで向かいます」とコンビ継続を明言だ。

 いやいや、その前に、今週のGIII福島記念(10日=福島芝2000メートル)では有力馬アドマイヤジャスタ(牡3・須貝)の騎乗が決まっており、初のJRA重賞タイトルはすぐにでも手の届くところにある。

 確実にステップアップしている菜七子に、下を向いている暇はない。