坂路コース閉鎖だけは避けたい…

2013年01月24日 12時31分

 

 

 

 例年に比べて非常に厳しいものとなっている今年の寒波。先日は中山競馬が途中で中止になったが、この先も開催が中止・順延になったり、開催されても降雪によってダート変更になるなどの影響が出てくる可能性も小さくない。

 だが、ファン以上に寒波に苦労しているのはトレセン関係者。とくに美浦に比べて降雪量が多い栗東では、気苦労が絶えないようだ。

 「今年はまだないけど、雪で坂路が閉鎖になったらウチの厩舎はお手上げだよ」

 こう語るのはとある中堅厩舎で番頭を務める調教助手。ルーチンで行っている坂路調教が不可となればコース追いとなり調整にひと苦労するのは当然のこと。だが、それだけではないようだ。

 「俺ともうひとりの助手はいいんだけど、持ち乗りの子はコースでは軽めでしか乗れない。競馬学校で乗馬はやってきているけどウチの厩舎に入ってからはひたすら坂路だから、カーブは曲がれてもコーナーはまともに曲がれない。だから坂路はよくてもコースに変わると、速いとこところは無理なんだ」

 現在では外厩などでも主流となってきている坂路調教だが、実は負荷をかけやすいことよりもコースが直線なので、乗り役の腕をあまり問わないことが盛んになった一番の理由なのである。

 「そろそろトレセンの坂路もノーザンさんやBTCみたいな屋根付きにしてくれないかなぁ」

 こうボヤかざる得ない助手の気持ちもわからないでもない。

 

                【ニュース提供:特ダネ競馬ニュース+β】