続行競馬でツキが回ってきた馬

2013年01月18日 08時00分

【トレセン発秘話】雪のため5レース以降が中止となった14日の中山競馬は、21日に続行競馬として施行される。

 14日にすでに現地入りしていて一旦栗東に戻り、また今週末中山に再輸送する関西馬は短期間で長距離輸送2回というリスクを背負っての出走となる。中には栗東への帰路に通常の倍近い時間をかけて戻ってきた馬もいたという。そうした馬が果たして、もう一度中山に行って本来の力を出せるのかどうか。たとえ再輸送の疲れがなかったとしても、今週の調整は微妙なさじ加減を要求される。

「火曜(15日)朝に中山を出て、午後に栗東に帰厩。輸送はスムーズにいったけど、何もやらないまま、また週末に輸送して競馬となると不安があるし、今週は使わないことにした」と話すのは14日に行われるはずだったサンライズSに出走予定だったシゲルアセロラの目野調教師。21日の続行競馬には登録さえせず、早々に回避を決めた。

 このように京成杯出走馬も含め、再輸送する関西馬に関しては、いつも以上に体調の良しあしを吟味することが必要だ。

 こんな中、ツキを呼び込んだのがシゲルアセロラと同じサンライズSに登録していたアグネスウイッシュ。先週の出馬投票では3頭除外の中に入ってしまい、なんとも不運と思っていたら、開催中止。除外の権利をしっかり獲得して、再輸送のリスクも負わず、満を持して21日の続行競馬へ出撃…結果オーライのツイている馬に180度変化してしまった。

「高松宮記念に出るためにはここは結果を出さないと」とは坂本助手だが、流れがきているこの馬ならそれも可能だろう。

 (栗東の坂路野郎・高岡功)

 

月曜中山競馬予想を東スポWebに掲載