【マイルチャンピオンシップ】3年越しの夢に挑むサンライズメジャー 浜田調教師「型通りに良くなっている」

2016年11月15日 21時30分

ようやく念願の舞台に参戦する7歳の古馬サンライズメジャー

【マイルチャンピオンシップ(日曜=20日、京都芝外1600メートル)dodo馬券】GIシリーズは今週末も京都競馬場が舞台。日曜はマイル王を決める第33回マイルチャンピオンシップが行われる。絶対王者モーリスが12・11香港遠征で引退。そのモーリスを安田記念で破ったロゴタイプの名もここにはない。“空位”となった王座を狙う馬は多いが、当欄は3年越しの夢を胸に大一番に臨むサンライズメジャーを波乱の主役に抜てきする。

 

 ようやくサンライズメジャーがこの舞台に立つ。一昨年は直前の熱発で回避を余儀なくされ、昨年は2分の1の抽選に敗れて出走がかなわなかった。東京でのパフォーマンスも悪くないが、昨年の安田記念は11着に大敗。やはり好走イメージは2015年のマイラーズC2着など〈4・3・0・5〉の京都だろう。5月の京王杯SC=2着で賞金を加算。夢の舞台出走が確約されると同時に春競馬を終えて充電に入った。

 

「もちろん安田記念出走も少しは考えましたけどね。でも、春はそこまで数を使っていたし、賞金を得ることができました。それで秋に備えました」(浜田調教師)

 

 秋初戦に選んだのは一昨年2着のスワンS。13着という結果に「確かに完調というわけではなかったが、もうちょっとやれると思ったんですけど…。まったく流れに乗れなかった」と同師は苦笑する。ただし、もともとが叩き良化型のうえ「難しい馬だからテン乗りも厳しかったかな」とも。今回は〈2・2・3・2〉と3着内率78%の四位に手綱が戻る。「安心して任せられますね」と全幅の信頼を寄せている。

 

 ここにたどり着くまで7歳と年を重ねたが「春の京王杯ではサトノアラジンと同じ脚(上がり3ハロン32秒4)を使っている。数か月で急に老け込むこともないでしょう」。まだ衰えは感じられず、実際に1週前追い切りでは、はつらつとした姿を披露している。「型通りに良くなっているという感じでしょうか。上積みは大きいと思います」と納得の表情だ。

 

「ここ2走は後ろからの競馬ですが、内めでうまく脚をためられれば位置取りにこだわらなくていいでしょう。さすがにハナは良くないかもしれないけど。GIではそれなりに流れてくれるでしょうし、あとは枠かな」

 

 いよいよ念願の京都マイルGI。しかも今年は「昨年ほど強烈な馬もいない」と言うようにモーリスは不在だ。2年連続の不運を一気にはね返すがごとく、陣営の気勢は日に日に高まっている。