【稲富菜穂が若手ジョッキーに迫る】三津谷隼人「父が手掛ける馬に乗りたい」

2016年08月12日 20時00分

2桁勝利を目指して頑張る三津谷隼人騎手(右)に胸キュンの稲富

【稲富菜穂が若手ジョッキーに迫る「突撃!! アンダー25」=三津谷隼人騎手(19)】どうも、稲富菜穂です。本当は関西所属で今春デビューした3人の新人騎手から順に紹介していくつもりだったんです。ですが、先週の小倉競馬で森裕太朗騎手が落馬。今週の騎乗が難しそうなので、掲載は来週以降に持ち越し。当初の予定を前倒しして稲富の注目する若手ジョッキーの方に登場してもらいました。

 

 今回、紹介するのは三津谷隼人騎手。昨年3月にデビューしたんですが、3か月後の阪神競馬で落馬負傷。1か月以上の休養を余儀なくされる厳しいスタートになってしまったんです。

 

「昨夏は中京開催を乗れませんでした。その間に同期がどんどん勝ち星を挙げ、野中(悠太郎騎手)も僕がケガをしていた時期に勝った。同期では最後の一人になってしまったんです。早く現場に戻りたいと焦りましたよ。それだけに初勝利(9月)はすごくうれしくて。気持ちの焦りもそこでなくなりましたね」

 

 とても辛い状況を克服し、現在は前を向いて頑張っている。そんな彼を全力で応援したいです!

 

 三津谷騎手のお父さんは安田厩舎の調教助手をされている三津谷直樹さんで「普通に競馬の話をしますよ。外から見てる目と、レースでこっちから見てる目で話せるのでありがたいです」とキッパリ。そんな風に素直に言えるのって素晴らしいですね。私なんて親に仕事のことを言われると、すぐに喧嘩のタネになっちゃう(笑い)。年頃の男の子なのに偉い!(稲富が子供なだけ? いやいや、すごいっす)。

 

「印象深い馬も父が担当していたセイウンワンダー。GI(2008年=朝日杯FS)を勝ったのは子供心にすごくうれしかったし、クラシックの大きな舞台にも出てすごいなぁ…と今になって思いますね。いつかは父が手掛ける馬に乗りたいです」

 

 …。これだから競馬は(涙涙)。ドラマがあり過ぎて涙が止まらねぇぜ! そんな三津谷騎手の当面の目標は「昨年は1勝しかできなかったので、今年は最低でも2桁勝利を」とのこと。ゆっくり話すんですが、とっても落ち着いているんですよね。年上かな、と思うほどでこちらもホッコリしてしまいます(緊張感をもって仕事しろ)。

 

「1年目よりも慌てずに落ち着いてレースができるようになってきたのかな、とは思います。それでもまだまだ足りないし、もっと勉強しなくちゃいけない部分はたくさんありますけど」

 

 落ち着いた声で淡々と話しているかと思えば、たまに見せる無邪気な笑顔。おばさん、キュンとしやした!(どんどん私情が挟まってきたように感じるのは気のせいです)

 

☆みつや・はやと=1996年12月25日生まれ。滋賀県出身。栗東・目野厩舎所属騎手として15年3月にデビュー。初勝利は昨年9月5日(タマモスズラン)。7日終了時点で今年3勝。JRA通算4勝。山羊座。

 

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。