【大井競馬】多重落馬で5頭競走中止、騎手3人搬送にネット上でも衝撃

2015年07月07日 16時00分

 6日に東京都品川区で行われた大井競馬の第6レースで多重接触のアクシデントがあり、5頭が競走中止、騎手3人が病院に搬送された。映像を見たネットユーザーの間では「酷すぎる」などと衝撃が広がっている。

 事故が起きたのは3歳馬によるダート1400メートルの条件レースで、12頭が出走した。天候は雨で馬場状態は不良。先行する2頭をやや離れて追う4番手あたりにつけていた1番人気のエムサンキングが、第4コーナー付近で頭を前方に落とすようにして崩れ、中村尚平騎手が足から滑り落ちるように投げ出された。同馬などに接触した後続馬も次々と倒れ、騎手も落馬。もんどりうつ馬の姿も見られた。

 エムサンキングが倒れたのは故障発生が原因とみられ、レース後に右第三中手骨開放骨折と発表された。2番人気だったクインズオプティモ、7番人気のマシロ、8番人気ボクノコイビト、10番人気サッキーフリークもエムサンキング同様に競走中止。搬送された騎手3人は命に別条はないという。エムサンキング以外については故障は発表されていない。

 ツイッターではニュースが流れた同日夜、ツイートが急増。「酷い落馬事故」「馬がかわいそうだ」「これは怖い」と衝撃を語るつぶやきが相次いだ。

 JRAでは2010年1月、中山競馬の新馬戦(ダート1800メートル、16頭)で9頭が落馬し、1位入線馬がその原因を作ったとして失格、内田博幸が骨折など少なくとも5人の騎手が負傷する大アクシデントが起きている。今回の大井は多重クラッシュの恐ろしさを思い起こさせるものでもあった。

 レースは最後の直線で抜け出した4番人気のオーシャンリリーが勝利。2着は6番人気のセユウオージャで、単勝800円、馬単8800円の配当がついた。