新人騎手8人全員が早くも勝利 初勝利時の思い出を語る

2021年04月29日 16時00分

先週は西谷凛騎手が嬉しい初勝利を決めた(右)

 皆さんこんにちは、藤井勘一郎です。

 先週の福島牝馬Sではアブレイズに騎乗させていただきました。スタートはスッと出たのですが、包まれてポジションを下げた影響もあり6着。内で運んだ馬も思ったより止まりませんでした。

 最終追いの動きは抜群でしたし、返し馬の感じからも状態の良さが明らかだっただけに今回の結果は残念です。ただ上がりは最速タイムをマークしているし、勝ち馬とは1馬身差前後ですから、この馬の能力の高さは十分示してくれたと思います。ここのところは控える競馬をしていますが、力まずに道中を運べばポジションを上げても脚は使えるはず。今後も楽しみが多そうです。

 また、先週は西谷凜ジョッキーが初勝利を挙げました。これでデビュー2か月以内に新人ジョッキー8人全員が勝利したことになりますが、すごく速いペースですね。私のJRA初勝利は2019年3月9日の新馬戦。阪神ダート1800メートルでシュッドヴァデルに騎乗させていただいてのものです。その時の気分を一言で言い表せば、「Get the monkey off one’s back」。日本語で言えば「肩の荷が下りた」とでも訳すのでしょうか。とりあえず1勝を挙げた事でホッとしましたし、次走からはより冷静な騎乗ができるようになった事を思い出します。ちなみに、私の日本初勝利は15年7月15日で門別競馬場。ハッピーヴィータで挙げています。これも当然思い出深い勝利です。西谷凜騎手を始めとする新人ジョッキーの皆さんも、今後ますます活躍されていくと思います。私も負けないように精進していきます。

 最後に、先日武豊ジョッキーと将棋の羽生善治九段の対談をニコニコ生放送で拝見したのですが、視聴者のコメントが画面上に流れるシステムを見るのは初めてで、少し衝撃を受けました(笑)。武ジョッキーも対談しながらコメントを読んでいたらしく、不思議な感じがしたとの事。あっという間の時間で凄く楽しめたと仰っていました。私も機会があれば出てみたいです(笑)。

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