【フローラS】馬匠渡辺「クールキャットは桜花賞組に挑戦状を叩きつけた」

2021年04月26日 11時30分

好内容で樫への切符をゲットしたクールキャット

【渡辺薫&柏木集保「私たちはこう見た」・フローラS】

 渡辺 オークスに直結する関連性の高い一戦で、昨年の勝ち馬ウインマリリンがオークス2着というのは記憶に新しい。クールキャットは勝ち方もいいし、1分59秒4の時計もいい。ソダシを筆頭にした桜花賞組に挑戦状を叩きつけた形だな。
 
 柏木 例年、桜花賞組が断然としても、東京の2000メートルをこなして“伏兵現る”といった感じです。無理遣いをしていないのもいいですしね。
 
 渡辺 まだスイートピーSもあるが、こちらが優位だろう。スクリーンヒーロー産駒だし、距離が延びてもこなすはず。体が大き過ぎるイメージだったので東京もいいんだろう。
 
 柏木 大型馬ですが、スッキリ見せてますね。本番での鞍上が誰かはともかく、上がり33秒4も上々でした。2着のスライリーは流れにうまく乗れたことが大きい。東京開幕週は高速馬場でしたが、ゴールドシップやオルフェーヴルの産駒が結構上位にきていました。
 
 渡辺 スライリーには驚かされたよ。スタミナやしぶとさも生きる馬場なのかな。ただ権利を取ったのは立派だが、本番ではどうか。この1馬身差がどう出るかだ。3着ユーバーレーベンは10キロ減で自己最低体重だった。次は? それにあとひと押しが利かない。
 
 柏木 そうですね。トライアルでこの体では心配になります。上がり最速の33秒2はいいんですが…。
 
 渡辺 逆にメイサウザンアワーの4着は久々で14キロ増。褒められる内容だった。5着ウインアグライアも一瞬はいいところを見せた。4着から差がついたけどな。
 
 柏木 ウインは切れ味勝負では分が悪いですね。人気のオヌールは体の割にはゆったりと見せていて、いいかなと思いました。ただ、いきなり東京の2000メートルでは苦しかったんでしょう。
 
 渡辺 初の長距離輸送や初コースは、そうそう甘くはなかったのかな。まだ体も小さいし、秋に期待したいところだ。
 
 柏木 アンフィニドールは13着ですが、外枠もかわいそうでした。ただ、才能はあると思います。

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