【皐月賞】15着大敗ダノンザキッド 東京で輝きを取り戻せるか? 

2021年04月19日 11時30分

1番人気ながら15着に敗れたダノンザキッド

 18日、中山競馬場で行われた牡馬クラシック第1弾・第81回皐月賞(中山芝内2000メートル)は、無敗のエフフォーリア(牡・鹿戸)が2着タイトルホルダーに3馬身差の圧勝。「混戦」たる戦前の論評を一気に覆す独走Vで、揺るぎのない「1強」を満天下にアピールした。

 弥生賞ディープインパクト記念3着からの巻き返しを期した1番人気のダノンザキッドだったが、よもやの15着大敗という厳しい結末となった。道中は勝ち馬エフフォーリアとほぼ同じ位置につけていたものの、抜群の手応えだった勝ち馬とは対照的に、鞍上・川田の手は激しく動き、それに応えることなくじりじりと後退した。昨暮れに制したGⅠホープフルSと同じ舞台で悲劇が待ち受けていたとは…。

 それでも「返し馬の雰囲気は抜群で自信をもって競馬に臨めました。ただ、今回は能力を出せずに終わってしまいました」と川田が語ったように、この結果が本来の力でないのは明らか。安田隆調教師は「いい形で行けたけど、4角手前で手応えが怪しくなった。敗因がよく分からないが、ダービーに向けてもう一度頑張りたい」と前を向いた。あと6週間という限られた時間で敗因を分析し、立て直しを図ることは容易ではない。それでも舞台はGⅢ東京スポーツ杯2歳Sを快勝した東京。もう一度輝きを取り戻せるか? 険しい道のりが始まる。

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