【有馬記念】フィエールマン順調アピール「馬体は十分にできている」 

2020年12月20日 11時00分

順調な調整ぶりをアピールしたフィエールマン

 フィエールマン(牡5・手塚)は20日朝、南角馬場からAコースをキャンターで1周した後、坂路を軽く1本(4ハロン68・7―16・0秒)。控えめの内容ながら活気に満ちた走りで順調さをアピールした。名畑助手は「(水曜の)追い切りで速い時計を出しているので今朝は普通キャンター。この馬にしては今までで一番短いレース間隔になるし、馬体は十分にできているのでテンションが上がらないように調整しています。(凱旋門賞からの帰国初戦だった)昨年(4着)よりもいいと思うし、年齢を重ねるごとに馬が成長して、前走後も以前ほどガタッとくるところがなくなりました。勝って(一年を)締められれば最高ですね」。

 オーソリティ(牡3・木村)は坂路単走で4ハロン55・2―40・3―12・5秒(強め)。ラストはビシッと気合をつけられ、シャープな末脚を伸ばした。太田助手は「まだ多少の力みはあるけど、前走時の調教で見せていた口向きの悪さだとかは、休み明けを使ってガス抜きができたことで良くなっています。馬体に張りがあって元気。当該週にしっかり追い切れる準備はできましたね。とにかくタフな馬。持ち味を生かせるような競馬をしてほしい」。

 カレンブーケドール(牝4・国枝)も坂路単走で4ハロン55・9―41・0―13・4秒(馬なり)。国枝調教師は「順調だし、ジャパンカップ(4着)の疲れもなく特に変わりなくきている。馬体にボリュームが出ていい感じ。中山もオールカマー(2着)や紫苑S(3着)でいい競馬をしている」。23日の最終追いは新コンビを組む池添が騎乗する予定だ。

 一昨年の覇者ブラストワンピース(牡5・大竹)も坂路を4ハロン56・9―41・5―12・6秒でサッと駆け上がった。「いつも通りの1週前の日曜日。動きは軽かったし、先週しっかり追ったことで良くなっていますね。少し照明が入るくらい(の天候)で時計のかかる馬場になれば」と大竹調教師。

 ミッキースワロー(牡6・菊沢)は南ウッドでしまいを軽く伸ばして3ハロン43・2―13・3秒。「カイバをよく食べていて、いい意味で平行線を保てています。直前のひと追いで仕上がると思うし、最近はゲートが安定してきたのが大きい」と重富助手。

 オセアグレイト(牡4・菊川)は南角馬場からB(ダート)をキャンターで1周半。「間隔が詰まっているからいい状態をキープできている。いいリズムに乗ってくると馬はどんどん良くなりますからね。前走を勝って馬が自信をつけてくれた。雰囲気がいいし、器用なレースができるので中山は合う」と菊川調教師。

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