【京都ジャンプS】〝単勝1・1倍〟絶対王者オジュウチョウサン敗れる!障害重賞13連勝でストップ

2020年11月14日 15時39分

オジュウチョウサン(右)はまさかの3着に敗れた

 阪神競馬場で14日行われた第22回J・GⅢ京都ジャンプステークス(3歳上オープン、障害芝3140メートル)で、障害重賞13連勝中だった絶対王者オジュウチョウサン(牡9・和田郎厩舎)が3着に敗れた。単勝1・1倍のダントツ人気だった。

 道中は押さえ切れないほどの行きっぷりで2、3番手を追走。4角を回った時点でも手応えは十分残っていたように見えたが…。ゴール前は逃げ粘りを図るタガノエスプレッソ(牡8・五十嵐)との差が縮まらず、後ろからブライトクォーツにも差されるという〝まさか〟の走りで3着に敗れた。

 石神は「順回りになったときに飛越がいまいちで、最終障害でも脚をブツけてしまいました。4コーナーでの手応えは勝ち馬より上でしたし、最後も並んで飛んだんですけど、そのかなりのミスにより馬の気持ちが途切れてしまった。中山大障害(12月16日=中山障害芝4100メートル)で巻き返したいです」と語った。

 これで2016年4月のJ・GⅠ中山グランドジャンプ1着以降、4年間続いた障害レース無敗記録がストップ。オジュウチョウサンが障害レースで負けたのは2016年3月の中山・オープン競走でニホンピロバロンの2着に敗れて以来4年8か月ぶり。

 勝ったタガノエスプレッソは、前走のJ・GⅢ阪神JSレコードVに続く重賞連勝。騎乗した平沢は「もともと逃げて戦うレースをしようと思っていましたが、最終障害を飛ぶ前にもオジュウチョウサンが想定以上にすぐ後ろにいたので、一瞬は〝終わった〟と思いました」と正直な気持ちをもらす。続けて「そこからこちらの期待以上に馬が踏ん張ってくれました。飛越が安定してきましたし、本場で、このメンバーで勝てたのは大きい」と直線の攻防を振り返ると笑みがこぼれた。