【エリザベス女王杯】斎藤誠厩舎のウラヌスチャーム、シャドウディーヴァに激走ムード!

2020年11月13日 17時45分

洗い場で見つめ合うウラヌスチャーム(左)とシャドウディーヴァ。お互いに心強い存在となっている

【エリザベス女王杯(日曜=15日、阪神芝内2200メートル)得ダネ情報】繊細な牝馬同士が争う大舞台で時に大波乱を演出してきたのが「栗東滞在の関東馬」。2009年エリザベス女王杯のクィーンスプマンテ(11番人気)の逃走劇完遂はあまりに有名だ。コロナ禍で関東馬の栗東滞在が例年より少ない状況が続く中、栗東入りして調整中の斎藤誠厩舎の2頭に大駆けムードが漂っている――。

 まずはウラヌスチャーム。「栗東滞在も今回で2度目ですから。環境に慣れないままだった昨年と違って、いい感じで調整できてますね」と小原助手の歯切れがいい。
 前走の新潟牝馬Sは道中で早めに動いて一気に突き放す7馬身差の圧勝劇。その契機になったのが5走前のメトロポリタンS勝ちだったという。

「あの時(横山)ノリさんが逃げる競馬をしてから馬が変わってきた感じ。どこからでも動けるようになりました。昨年、騎乗したマーフィーも“持久力は相当ある”と言ってくれていたんですよ。持ち味が生きる展開になるようなら」

 自在性が出てきたことで、豊富なスタミナをより生かす戦法が可能になった今なら、後方のままに終わった昨年(11着)の二の舞いはまずあるまい。

 一方、シャドウディーヴァも「美浦と違って栗東では水をすごく飲んでくれる。カイバ食いもいいんですよね」と順調な調整ぶりを伝える。

 こちらは前走の府中牝馬Sで2着好走という結果だけでなく、ベストの調整法をつかんだことに手応えを感じている。

「前走時は美浦のチップを入れ替えてすぐだったので…。負荷がかかるというよりは、翌日にトモがクタクタになるくらい馬場が悪かった。それで比較的攻めるウチの厩舎でも調教を控えざるを得なかったのですが、逆にそれが良かったみたい。馬体がフックラしただけでなく、歩様の硬い馬なのに柔らかみもありましたから」

 栗東入り後も続けているソフト調整が、昨年(15着)とは違った結果をもたらすことも…。

 今年はひと味違う斎藤誠厩舎の伏兵2頭にはくれぐれもご注意を。