【菊花賞】500万円の馬バビットが下克上起こすか

2020年10月22日 16時55分

バビット

【菊花賞(日曜=25日、京都芝外3000メートル)血統調査】ラジオNIKKEI賞に続き、セントライト記念も逃げ切って未勝利戦から4連勝を飾ったバビット。菊花賞でも注目を集める一頭となった。

 父は宝塚記念に勝ち、凱旋門賞で2着したナカヤマフェスタ。産駒の勝ち上がり率が低いのが嫌われたのか、2019年の北海道トレーニングセールで500万円(税別)で落札されたが、バビットの牝系はなかなかのものだ。

 祖母グランスオークスの産駒には米GⅡ3着2回のディナイド、新潟大賞典、中日新聞杯とも2着のダンツホウテイがいる。また、曽祖母ドライフライの産駒には仏GⅢシェーヌ賞の勝ち馬で、輸入種牡馬のフォティテン(桜花賞馬ワンダーパヒュームの父)がいる。

 さらに、アシュランドSなど米10勝の4代母ゲイミサイルは直子からゲイメセン(仏GⅠサンクルー大賞)を出したほか、一族からウルフハウンド(英GⅠヘイドックスプリントC)、ゲイギャランタ(英GⅠチェヴァリーパークS)、サマースコール(米GⅠプリークネスS)、エーピーインディ(米年度代表馬)、レモンドロップキッド(米最優秀古牡馬)など多くの活躍馬が出る。

 ナカヤマフェスタの産駒には日経賞(芝2500メートル)のガンコや万葉S(芝3000メートル)のヴォージュなどのステイヤーがおり、バビットの近親のエーピーインディとレモンドロップキッドは米3冠最後のベルモントS(ダート12ハロン)を勝っている。

 500万円で購入された馬が、無敗での3冠制覇を狙うコントレイルをアッといわせるシーンはあるだろうか。