【秋華賞・後記】ソフトフルート藤岡康「最後は長くいい脚を使ってくれましたからゲートが悔やまれます」

2020年10月19日 11時54分

素質の高さを印象づけたソフトフルート

 18日、京都競馬場で行われた第25回秋華賞(芝内2000メートル)は、桜花賞&オークスを無敗で制したデアリングタクトが直線は力でねじ伏せる圧巻の勝利。上がり最速をマークしたソフトフルートが3着に食い込んだ。

 6分の4の抽選を突破して滑り込んだソフトフルート。初の重賞挑戦がGⅠと条件は厳しかったが、上がり最速(35秒7)で際どい3着争いをハナ差で制した。来年2月いっぱいで定年を迎える松田調教師にとってはこれが最後の3歳牝馬限定GⅠだった。

「もともと能力を感じていた馬。今までは前が詰まったりして惜しい競馬が続いていたが、使っていくごとに馬に実が入っていった。稽古でも折り合いがつくようになりパワーアップを感じていました」。

 一方で鞍上の藤岡康は「ゲートの中で少しテンションが上がって、伸び上がるようなスタートになってしまいました。最後は長くいい脚を使ってくれましたからゲートが悔やまれます」と唇をかんだ。

 それでも非凡な資質を見せつけたのは確か。成長著しいディープインパクト産駒の前途は洋々だ。