最終回【元JRA助手の極秘情報】日曜・京都10R大原S カイザーミノルで一発狙ったって

2020年10月16日 16時30分

カイザーミノル(20年3月28日)

【元JRA助手の極秘情報】まいど、野村です。先週末は訳の分からん動きをする台風に気をもみましたが、無事に競馬が開催されてホンマ良かったね。今週、来週といよいよ無敗三冠のかかったレースが行われます。もう自然による変な横やりはやめてほしいもんですわ。

 さて、ファンの入場が再開された先週は、日曜に京都大賞典と毎日王冠、2つのGⅡが行われました。まずは京都大賞典から振り返りまひょか。勝ったのはグローリーヴェイズやったね。宝塚記念以来やったけど、体はすっきりして好仕上がり。好位の後ろで競馬を進めて…と、王道的な内容でした。やっぱり長い距離は強いですわ。宝塚記念の惨敗(17着)は状態面の問題やったんかなあ…ちょっと良くわかりません。

 2着キセキは少し出遅れたけど、あれぐらいのスタートを切れれば大丈夫やね。最後方からとはいえ、さすがの末脚やったから。今回は勝ち馬が強かったけど、引っかかって前に行くよりは、今回みたいに後ろから行くほうが安定感があるかもしれません。

 キングオブコージ(3着)は目黒記念を勝っているとはいえ、超のつく一線級とは今回が初めての対戦とちゃいますか。それを考えればよぅ走ってると思いますし、これがええ経験になるんとちゃうかな。

 一方の毎日王冠は3歳馬サリオス。道中離れた4番手から、直線は余裕を持っての抜け出し。ま、楽勝やったね。このメンバーでは力が違ったいうことでっしゃろ。それに、しっかり勝たせるルメールもたいしたもんですわ。正直、2着以下の馬にはあまり興味のわかないレースやったと思います。超一線級古馬との対戦が楽しみになったね。

 さて、今週の推奨馬はカイザーミノル(牡4・北出)です。日曜・京都10Rの大原Sに出走予定ですわ。鳴海助手いわく「休み明けを使いつつ、しっかりと調子は上がってきていますね。クラス慣れも見込めるし、前進は期待できると思いますよ」とのことですわ。人気はないはずやから一発狙ったってください。

 さて、急ではありますが今回はみなさんにご報告があります。コロナ禍でトレセンへの入場ができなくなり、これまで電話取材を中心に推奨馬をお届けしてきたわけやけど、今回をもって当コラムの最終回とさせてもらいます。状況が状況だけに仕方ないね。また、どこかでお会いする機会があったら、その時はよろしくお願いしまっせ! ご愛読ホンマにありがとうございました。
 (元JRA調教助手)

【プロフィル】野村功(のむら・いさお) 65歳。元JRA調教助手。1971年に栗東・坪重兵衛厩舎に所属。その後は山本正司、池江泰郎など35年間で数々の厩舎に在籍。トゥザヴィクトリー(2001年エリザベス女王杯)、ステイゴールド(01年香港ヴァーズ)など様々な名馬の背中にまたがる。