藤田菜七子が女性騎手候補生らとともにJRA競馬学校の模擬レースに参戦

2020年10月08日 17時26分

パドックを周回する永島まなみ候補生(手前)と藤田菜七子

 8日、千葉県白井市の競馬学校でJRA競馬学校騎手課程37期生の9人(女性2人を含む)による第2回模擬レースが行われた。

 9月24日の第1回に続く2回目となったこの日、第2レース(ダート1700メートル戦)には藤田菜七子が加わり10頭立てでゲートイン。永島まなみ候補生(栗東・高橋康厩舎)、古川奈穂候補生(栗東・矢作厩舎)ら女性3人による華やかな〝競演〟が実現した。昨年1月の美浦トレセン実習において3人揃っての調教騎乗はあったものの、実戦形式での勝負はこれが初めて。

 結果は水沼元輝候補生(美浦・加藤和厩舎)が勝利し、後方から脚を伸ばした菜七子が女性での最先着(3着)と先輩の意地を示した。第1レース(ダート1000メートル)は好スタートを決めた永島候補生が逃げ切り勝ち。古川候補生も「この1年でかなり上達している」と厩舎の先輩・坂井瑠星が話すように前回から着実な成長を見せている。

 現役騎手として模擬レースに初参戦した菜七子は「自分もそういう(後輩に教える)立場になったし、いろいろと教えていければ」と先輩としての自覚を持ちつつも、「(候補生たちの)レベルが高い。自分が候補生だった時よりも上手で、危機感を覚えました」と〝ライバル視〟するほどだ。

 順調に進めば9人の候補生は来年3月にデビュー。大勢のファンからの声援を背にターフを駆け抜ける日を心待ちにしている。