【元JRA助手の極秘情報】土曜京都3R トレデマンド 松永幹調教師「1回使って良化。変わり身に期待」

2020年10月09日 16時30分

トレデマンド

【元JRA助手の極秘情報】まいど、野村です。いよいよ今週から有観客競馬が再スタートします。競馬場には、ごくごく限られた人数しか入れませんが、とはいえ日常を取り戻すための大きな一歩。トランプさんみたいな例もありますし、しっかりと対策を取らんとアカンね。しかし、3冠達成(?)の生観戦権は、ドえらいプラチナチケットになるんでしょうな。

 さて、先週は秋のGⅠロード第一発目・スプリンターズSが行われました。勝ったのは1番人気に堂々と応えたグランアレグリアやったね。スタートして後ろから2番手を追走していましたが、直線に向いてからの末脚にはびっくりしました。大げさやなく、並ぶ間もなく一瞬でアッと言う間に先頭やもんね。ゴール前は抑える余裕があったほどですから。

 パドックから体もひと回り大きく見せていましたし、やっぱりアーモンドアイを下したのはダテやなかったということでしょう。それに、ルメールもこの馬に関してはものすごい自信を持っていますもんね。4角でも後方を回ってんのに、まったく慌ててなかったです。まさに独壇場。最近の短距離界では久々のバケモン登場やね。

 2着ダノンスマッシュは好位でいい競馬ができたけど、相手が一枚上でした。何の不利もなく本来なら勝ちパターンなんやけど、運がなかったですわ。3着のアウィルアウェイは最後方から。しまいにかけるスタイルが板についてきた感じやね。

 中京では土曜にGⅢシリウスSが行われましたが、勝ったカフェファラオの強さだけが目立ったように思います。ダート界は3歳馬の能力が疑問視されてただけに、元気のええところ見せてくれてよかったね。GⅠの舞台で新旧世代の激突を早く見たいもんですわ。

 さて、今週はトレデマンドという2歳馬を推奨したいと思います。土曜の京都3R(芝外1800メートル)です。新潟の新馬戦でデビューして2番人気5着でしたが、「1回使って良化していますね。血統的に期待している馬だし、実際にもっと走ってくれていいと思います。変わり身に期待したいですね」と松永幹調教師も巻き返しに燃えてましたわ。昨年の東京スポーツ杯2歳Sで2着したアルジャンナの全妹です。良血馬だけに、もう無駄な足踏みは許されないかもしれんね。
 (元JRA調教助手)

【プロフィル】野村功(のむら・いさお) 65歳。元JRA調教助手。1971年に栗東・坪重兵衛厩舎に所属。その後は山本正司、池江泰郎など35年間で数々の厩舎に在籍。トゥザヴィクトリー(2001年エリザベス女王杯)、ステイゴールド(01年香港ヴァーズ)など様々な名馬の背中にまたがる。