【元JRA助手の極秘情報】GⅠスプリンターズS レッドアンシェル 庄野調教師「短期放牧を挟んで元気いっぱい」

2020年10月02日 16時30分

放牧明けで元気いっぱいのレッドアンシェル

【元JRA助手の極秘情報】まいど、野村です。すっかり涼しくなって過ごしやすくなりました。日課の散歩をしとってもホンマ、気持ち良く歩けてますわ。いよいよ今週から秋のGⅠシリーズもスタートです。〝馬肥ゆる秋〟を全力で楽しみたいね。

 先週はなんと言ってもGⅡ神戸新聞杯のコントレイルやね。もし無観客やなかったら、ごっつい数のお客さんが駆け付けていたと思いますわ。名古屋の人たちは、せっかくの中京開催やのに歯がゆい思いをしていたんとちゃいますか。

 さて、そのコントレイル。道中は折り合いもしっかりついていたし、中団の位置を取って、直線も進路ができるとアッと言う間に先頭へ。ほとんど追うことなくゴールしてしまいました。まー一言で言うて、他馬とは瞬発力が違いすぎるかな。このまま無事なら3冠は堅いと言える内容でしょ。それぐらい抜け出す瞬間の脚がホンマに速い。福永騎手も安心と信頼があるから、余裕を持って乗れてますもんね。2着のヴェルトライゼンデあたりも頑張ってはいたけど…うーん…他馬も含め、本番での逆転はノーチャンスかもしれません。

 一方で中山のGⅡオールカマーはフィエールマンが回避した時点でメンバーが小粒に。勝ったセンテリュオは戸崎ジョッキーの好騎乗が光ったし、2着のカレンブーケドールも相変わらず安定して走れていますが、そんなに多くを語る必要はないかな。

 さ、今週はいよいよGⅠスプリンターズSです。懇意にしてもらっている庄野厩舎からレッドアンシェルが出走します。庄野調教師いわく「以前は手ごたえの割にはじけないもどかしさがあったんですが、前走(セントウルS)はブリンカー効果もあり、この馬らしい競馬で勝てましたね。短期放牧を挟んで帰厩後も元気いっぱい。レース上手でコースや馬場を選ばないし、頑張ってほしいですね」とのことですわ。前走の勝ちっぷりも良かったですし、上位食い込みは可能やと思いまっせ。
 (元JRA調教助手)

【プロフィル】野村功(のむら・いさお) 65歳。元JRA調教助手。1971年に栗東・坪重兵衛厩舎に所属。その後は山本正司、池江泰郎など35年間で数々の厩舎に在籍。トゥザヴィクトリー(2001年エリザベス女王杯)、ステイゴールド(01年香港ヴァーズ)など様々な名馬の背中にまたがる。