【セントウルS】柏木集保「3着ミスターメロディは中身のない負け方が続いているのはイヤですね」

2020年09月14日 11時35分

勝利を喜ぶダノンスマッシュ陣営

 【渡辺薫&柏木集保「私たちはこう見た」・セントウルS】

 渡辺 順当にダノンスマッシュが人気に応えて快勝。本番に向けて視界良好といったところか。

 柏木 そうですね。ジョッキーも「早めに動いていった」と言っていたように、前半3ハロン33秒0の速い流れをねじ伏せてのものですからね。

 渡辺 スプリント戦では決定的とも言える1馬身差。ここでは役者が違ったかな。

 柏木 あとは昨年、1番人気で3着に敗れたGⅠ(スプリンターズS)でどうかですね。

 渡辺 今年は前哨戦が中京施行だったけど、左右の回りも問題ないな。

 柏木 現在がピークと考えれば今年は十分チャンスでしょう。今の中山は1分07秒台前半の決着も考えにくい馬場。グランアレグリアやモズスーパーフレアなどがライバルなら、あまり時計が速くならない馬場もプラスでしょうね。

 渡辺 なるほど。

 柏木 ちなみにこの馬はデビューからほとんど体重の変動がありません。体が増えて強くなる馬もいいけど、こういう馬も安定した強さがあるのでしょう。

 渡辺 2着メイショウグロッケは6歳牝馬で初の6ハロン戦だった。

 柏木 一番苦しいところを抜け出してきたからフロックではないのでしょうが…。

 渡辺 距離短縮で新味が出たと考えるしかないな。むしろ、問題はこれに負けた3着ミスターメロディだ。一応、復活の兆しを見せた感じとはいえ、これが2着ならもっと褒められたのだが…。

 柏木 脚の使いどころが難しいのでしょうか。昨年勝った高松宮記念以降は、中身のない負け方が続いているのはイヤですね。

 渡辺 それに右回りだと信頼度は落ちるからなあ。

 柏木 3歳馬ビアンフェはもう少し頑張ってほしかったですが…。

 渡辺 直線の短いコースならごまかしは利くんだろうけど。将来性はともかく現時点での壁は感じられた。7着クリノガウディーもこの夏は精彩を欠いている。体調面によるものなのかな。

 柏木 これも脚の使いどころが難しいタイプ。それだけに千二か千六か、距離を決めてしまったほうがいい気がします。

 渡辺 シヴァージは後方のままでまったくいいところがなかった。

 柏木 がっかりの敗戦です。もう5歳だし、これからどこまで巻き返せるかですね。