【京成杯AH】ラセット庄野調教師「自分の競馬に徹してどこまでやれるか」

2020年09月11日 17時05分

【元JRA助手の極秘情報】まいど、野村です。夏のローカル開催が終わり、いよいよ今週から秋競馬が始まります。阪神やなく中京というのが何や変な気がしますが、栗東トレセンには続々とスーパーホースたちが帰ってきてるようですわ。コロナのせいでまだトレセンへの立ち入りを許可されていないオレですが、しっかりと電話取材しとかなアカンね。

 まずは先週のGⅢ小倉2歳Sからいきまひょか。勝ち馬メイケイエールはスタートしてかかり気味やったけど、(武)ユタカジョッキーがうまくなだめてましたね。3角過ぎから上がっていって、ゴール前はもう流す余裕。強かったんとちゃいますか。今後は精神面が成長してくれば、来年の春が楽しみやと思います。

 1番人気モントライゼは好スタートから2番手に控えて、直線は馬場のええところに出して…と完璧な騎乗やったと思います。勝ち馬にしてやられた感じやし、直前の雨もかわいそうやったかな。

 土曜のGⅢ札幌2歳Sはソダシが勝利。好位につけて4角では早々に先頭へ。テレビを見ながら「早いんちゃうか?」と思っていましたが、そのまま押し切ったね。しかも2歳コースレコードのおまけ付き。馬格もあるし、ええ脚を長く使えるからクラシックでも楽しめるかもしれませんね。今年の牝馬戦線は白毛のソダシや九州産のヨカヨカと、個性豊かでおもろくなりそうです。

 最後にGⅢ新潟記念は…上位陣をうんぬんかんぬん評価するより、唯一の3歳馬ワーケア(10着)がちょっとショックやったね。正直、何も反応がなかったですもんね。ちょっと敗因がわからないですわ。勝ったブラヴァスは、七夕賞2着と併せてサマー2000シリーズの覇者に。これは純粋におめでとうと言いたいね。

 さて、今週は日曜中山11R・京成杯AH(13日、中山芝外1600メートル)のラセットに注目です。庄野調教師に電話で聞いたところ、「リフレッシュ放牧明けですが、帰厩後も順調。しまいを伸ばす競馬も板についてきましたね。メンバーは強くなるけど、自分の競馬に徹してどこまでやれるか楽しみ」と言うてましたわ。

 サマーマイルシリーズでは現在3位の馬です。1位のメイケイダイハードも出走しますが、勝てば文句なしのチャンピオンやからね。仲良くしてもらっている厩舎だけに、全力で応援したいと思います。

(元JRA調教助手)

【プロフィル】野村功(のむら・いさお)=65歳。元JRA調教助手。1971年に栗東・坪重兵衛厩舎に所属。その後は山本正司、池江泰郎など35年間で数々の厩舎に在籍。トゥザヴィクトリー(2001年エリザベス女王杯)、ステイゴールド(01年香港ヴァーズ)など様々な名馬の背中にまたがる。