【新潟記念】ワーケアに馬場&ハンデ53キロの強烈な追い風!

2020年09月04日 17時30分

洗い場のシャワータイム中もカメラ目線は外さないワーケア。主役を張る気満々だ

【新潟記念(日曜=6日、新潟芝外2000メートル)新バージョンアップ作戦】夏のローカル開催を締めくくるのはGⅢ新潟記念。最終戦でもあるサマー2000シリーズの行方も気になるが、新VU作戦の明石尚典記者は世代屈指のスピード持続力を持つ◎ワーケアで勝負。一昨年のブラストワンピースに続く3歳勢の勝利に相当な自信だ。

 先週の新潟2歳Sの前後4ハロンラップは47秒3→47秒3とまったくのイーブン。この時期の2歳戦にしては珍しいよどみのないラップを刻みながらも、勝ち時計はマイル1分33秒台に届かず。1分34秒6と例年並みの域を出なかった。

 開催終盤を迎えて馬場レベルは開幕当初より一段、いや二段は下がった状態。新潟記念も10ハロン=1分59秒0がボーダーラインといったところだろう。高速決着が避けられる状況は、まだ時計の裏付けを持たない3歳馬にとってまさに僥倖。10ハロンの持ち時計2分01秒9のワーケアにとっては強烈な追い風となるだろう。

 10ハロンで2分割れがなく、9ハロンの持ち時計も1分48秒1。時計面では平凡なデータが並ぶが、ダービーの自身後半9ハロンラップ合計は1分47秒8。無敗での2冠という偉業を達成したコントレイル(1分46秒9)にこそ水をあけられたものの、3着ヴェルトライゼンデ(1分47秒7)とはわずかにコンマ1秒差。昨年末のホープフルSでは勝ち馬コントレイル(1分24秒1)、2着ヴェルトライゼンデ(1分24秒0)を上回る後半7ハロンラップ(1分23秒9)を叩き出している。瞬発力では一歩譲っても、スピード持続力では3歳世代トップクラス。両GⅠステージでの後半ラップからは、そんなワーケアの馬キャラが浮かび上がってくる。

 2018年はダービー(5着)から直行のブラストワンピースが1番人気に応えて1馬身3/4差の快勝。同じ蹄跡をたどるワーケアもそれなりの支持を集めるだろうが、新潟記念=1番人気受難のレースと言われたのも今や昔。14年以降は2勝、2着2回と波乱度は格段に下がっているのが実情だ。大荒れのレースキャラを気にする必要さえなければ、能力最優先のスタンスでOK。べらぼうに速い上がりを求められない今の新潟でハンデ53キロなら、早めスパートからVゴールへ一直線。そんなシーンを思い描くことができる。


※エトキ=洗い場のシャワータイム中もカメラ目線は外さないワーケア。主役を張る気満々だ