【関越S】ウインガナドルに〝イレギュラー番組〟の恩恵

2020年07月31日 18時30分

ウインガナドルのデキの良さは平田助手の笑顔からも伝わってくる

【関越S(日曜=8月2日、新潟芝外1800メートル)得ダネ情報】例年とは異にする番組がプラスになる馬もいれば、マイナスになる馬もいる。美浦得ダネ班が突破口にしたのはこの一点だ。新潟芝外回り1800メートルを舞台にしたオープン特別・関越Sが、まさに「待望の一戦」となる馬とは果たして!?

 東京五輪開催を見越して作成された今夏の番組はイレギュラー。3歳上オープンクラスによる新潟芝外回り1800メートル戦が施行されるのは、実に2012年7月のNST賞以来となる。この千載一遇?のチャンスを虎視眈々と狙っているのがウインガナドルだ。

 これまでの勝ち鞍は新潟、東京で2勝ずつ。いずれも距離1800~2000メートルを逃げ切っている。ほかにも新潟記念(17年)で0秒1差4着の好走実績があるとなれば、ベスト舞台なのは明らかだろう。

「とにかく左回りの新潟コースは合うよね。あとはスタートを決めて、自分のペースで行けるかどうか。やっぱり逃げる形が理想だし、そうなれば本当にしぶといから」とは上原調教師だ。

 前走のむらさき賞はスタートダッシュがいまひとつ。途中からハナに立つ形となったが、それでも最終的には後続の追い上げを封じ込めている。多少、強引でも自分のスタイルを貫くのが必勝パターン。それを可能とするバックストレッチの長いコース形態もまた歓迎材料となるのだろう。

 今回は18年小倉大賞典(14着)以来のオープンクラス参戦となるが、もともと前出の新潟記念以外にも、17年ラジオNIKKEI賞2着の重賞好走実績があるように能力は互角以上。さらにメンバーを見渡しても強力な同型馬は不在。となれば、再びマイペースがかなう公算は極めて大きい。

「今回も前走(武豊)同様、初騎乗となるジョッキーだけどね。クセのない馬だから何も心配ないよ」(上原調教師)

 武豊の円熟の手綱さばきに続き、伸び盛り松若が勢いある騎乗を見せれば…。再び逃走劇を完遂することができるはずだ。