【元JRA助手の極秘情報】日曜・新潟10R柳都Sは転厩初戦のトイガー

2020年07月31日 18時25分

【元JRA助手の極秘情報】まいど、野村です。もうええかげん、関西も梅雨が明けそうな気配やね。うっとうしいジメジメがなくなるのはええけど、コロナの勢いは一向に収まりませんし、こっから本格的な暑さがやってくるとなるとマスクを着けるのも大変です。でもま、愚痴ってばっかりおってもしゃーないね。とりあえず家で冷え冷えのビールでも飲んどきます。

 さて、先週から新潟と札幌だけの2場開催。関西で競馬開催がないという、非常に珍しい3週間が始まりました。ホンマは今ごろ超盛り上がってたはずの、東京五輪を意識したシフトやね。来年はどうなるかわかりませんが、その新潟では恒例のアイビスSDが行われました。

 勝ったのは5歳牝馬のジョーカナチャン。やっぱり新潟千直やなというレースで、2着のライオンボスともどもコース実績馬のワンツーでした。両馬とも枠順も良かったしね。前走(韋駄天S・2着)はあと一歩のところでかわされてしまったわけですが、今度はそれをさせませんでしたね。ライオンもぴったりマークしていったし、斤量差も縮まってたんやけど、それでしのぎ切ったのはたいしたもんやと思います。

 ま、この千直の条件やと、正直この2頭が抜けとるんかもしれんね。安定して成績を挙げとるし、54秒半の電撃戦でも荒れそうな気配がしませんでした。あえて目新しい存在を挙げるなら3着のビリーバー。初めての千直やったけど、ゴール前の伸び脚は一番やったんとちゃうかな。もう少し距離があればかわしそうな勢いでしたし、来年は注意しときたいと思います。

 さ、今週の推奨馬やね。日曜・新潟10R柳都Sからトイガーを挙げてみたい思います。2月に逝去された故高市調教師が管理しとった馬で、今は加藤士厩舎所属です。高市師との仲はここでも何回か書かせてもらいましたが、実は士津八君のお父さん・加藤和宏調教師とも10年来の仲でね。士津八君はその息子さんということもあって、ハナズゴールに帯同して栗東に来てた時に話すようになったんですわ。

 電話で取材してみると「転厩初戦になりますし、実戦間隔も空きますが、牧場でしっかり乗ってもらって1月前に帰厩。追うごとに動きも良くなって、態勢は整いましたね。出走前の成績から力はあると思うので、まずはどんな競馬をしてくれるか楽しみ」とのことです。人気はそこまでなさそうなので、一発狙ってみたらええんとちゃうかな。

(元JRA調教助手)

【プロフィル】野村功(のむら・いさお)65歳。元JRA調教助手。1971年に栗東・坪重兵衛厩舎に所属。その後は山本正司、池江泰郎など35年間で数々の厩舎に在籍。トゥザヴィクトリー(2001年エリザベス女王杯)、ステイゴールド(01年香港ヴァーズ)など様々な名馬の背中にまたがる。