ビワハヤヒデ30歳で死す

2020年07月21日 18時21分

94年に宝塚記念を制したビワハヤヒデ

 93年の菊花賞などGⅠ3勝を挙げたビワハヤヒデが21日、繋養先である北海道日高町の日西牧場で老衰のため死んだことが分かった。30歳だった。父シャルード、母パシフィカスの血統で、1つ下の半弟に94年の3冠馬ナリタブライアンがいる。

 92年9月の阪神デビュー戦を大差勝ちして一気に注目を集めると無傷の3連勝で重賞勝ち。翌年の皐月賞、日本ダービーはともに2着惜敗も3冠ラストの菊花賞は5馬身差でGⅠ初制覇を成し遂げた。クラシックで覇を競った同期のナリタタイシン、ウイニングチケットの頭文字を取り〝BNW〟として3強を形成、多くのファンに親しまれた。続く有馬記念では1年ぶりの出走だったトウカイテイオーの復活劇に涙を飲んだが、同年の年度代表馬および最優秀3歳牡馬に輝いた。

 翌年には天皇賞・春と宝塚記念を制するも、天皇賞・秋で16戦目にして初めて連対を外す5着に敗れると、レース後に屈腱炎が判明し現役を引退。3冠馬ナリタブライアンとのドリームマッチは幻となった。通算成績は16戦10勝(重賞はGIを含む7勝)。

 日西牧場・高山直樹氏のコメント「もう少し長生きさせてあげたかったのですが、力不足で申し訳ありません。ビワハヤヒデの人生(馬生)は恵まれたものだったと思います。多くのファンに応援してもらい、本当に感謝しております」