【函館2歳S・血統調査】貴重なドバイミレニアムの血を継ぐルーチェドーロ

2020年07月16日 17時00分

【函館2歳S(土曜=18日、函館芝1200メートル)血統調査】今年最初の2歳重賞になる函館2歳S。ダート戦とはいえ、衝撃的なデビューを飾ったのがルーチェドーロだ。ラスト1ハロンはほとんど追わずに、2着馬に7馬身差をつけ、58秒5のレコードタイムを叩き出した。

 父は今年の新種牡馬となるマクフィ。わずか1世代のみを残して急死した名馬ドバイミレニアムの貴重な後継種牡馬ドバウィの産駒だ。

 マクフィ自身は英2000ギニー、仏GⅠジャックルマロワ賞など仏英6戦4勝の成績を残した。初年度産駒から仏2000ギニーのメイクビリーヴなど3頭のGⅠ馬を出しており、海外での実績はすでに十分だ。

 母のアラフネ(父クロフネ)は新馬→すずらん賞を連勝。その後、4歳時には準OPの初音Sを勝った。祖母サイレンスマンボウは3戦0勝。曽祖母アサカマンボウは2勝。そして4代母ラッシーズレイディの産駒には米GⅡサンフォードSのバイトザブリット、英GⅠセントレジャー、同チャンピオンSとも4着のシュアイラーンがいる。

 この2頭の半妹となるラヴミートゥルーは競走馬としては目立たなかったが、4歳時にキングジョージⅥ世&QエリザベスSなどGⅠを5連勝して全欧古馬チャンピオンに輝いたデュークオブマーマレード、英ダービー馬ルーラーオブザワールド、豪GⅡ・SAJCアデレイドCのアヌスミラビリス、GⅠ愛ダービー3着のノルウェーを輩出し、繁殖として大成功した。

 ここには芝1200メートルでレコード勝ちしたモンファボリも出走する。芝とダートのレコードホルダーの対決は楽しみだ。