【宝塚記念】黄金の系譜継承するスティッフェリオがGI馬を撃破だ!

2020年06月23日 19時30分

元気いっぱいにトレセンを闊歩するスティッフェリオ

【宝塚記念(日曜=28日、阪神芝内2200メートル)dodo馬券】日曜の阪神競馬場では夏のグランプリ・GI第61回宝塚記念が行われる。豪華メンバーの安田記念に続いて今回もラッキーライラック、サートゥルナーリアなどレース史上最多となる8頭のGI馬が出走。当欄はGI未勝利ながら、過去にこのレースで4頭の勝ち馬を送り込んだステイゴールド産駒のスティッフェリオに注目している。

「勝ったと思ったんですけどね…。いつもそんなに先に抜け出すことがないから早めに先頭に立ってしまったのが…」

 武田助手が悔しさをにじませながら前走の天皇賞・春を振り返る。11番人気の低評価ながら仕上がりは万全だった。道中はインの3番手で逃げたキセキ、2番手のダンビュライトを見る形で手応え良く進む。最後の直線で前の2頭を捕らえ、後続を突き放してそのまま押し切るかと思われたが…。本質的にやや距離が長かったのは確かだが、早めに先頭に立ってフワッとしたところを、外からフィエールマンが強襲。痛恨のハナ差2着惜敗となった。

「有馬記念(13着)の疲れがなかなか抜けなくて、日経賞にしても本調子に戻らず…。直線も手前を替えなかったくらいでしたからね。それでいて早めに外から動いて3着だったから力をつけているのは感じていました」

 着差が着差だけに悔やみ切れないが、古馬のトップクラスと互角に戦えることを改めて証明した一戦となった。

「京都でも結果を出してくれたけど、阪神で2勝しているように速い上がりを求められない舞台のほうが間違いなくいい。前走時よりもトモの入りが良くなって状態はさらに上がっている。昨年(7着)は2番手につけながら、外からかぶせられて窮屈な位置取りになって力を出し切れなかっただけに…」と武田助手は昨年の宝塚記念、そして天皇賞・春の分まで「今度こそ」と気合が入る。

 2009年ドリームジャーニー、10年ナカヤマフェスタ、12年オルフェーヴル、13&14年ゴールドシップ。4頭で5勝しているように、近年はステイゴールド産駒の天下とも言える宝塚記念。同産駒のスティッフェリオにとってコース替わり、距離短縮、梅雨時期で力のいる馬場など後押し材料は尽きない。

 GI未勝利馬だけに今回も伏兵の域を出ないだろうが、メンバー最多の8勝(重賞3勝)という実績もある。前回の激走が決してフロックではないことをここで見せつけ、古馬王道路線の頂点に立ってもおかしくない。