【エプソムC】ピースワンパラディ 最近影の薄いジャンポケ産駒がもうひと花

2020年06月11日 21時31分

デビュー以来、4着以下のないピースワンパラディ

【エプソムC(日曜=14日、東京芝1800メートル)血統調査】東京コースで2つのGI(ジャパンC、日本ダービー)を制したジャングルポケットの産駒らしく、デビュー以来すべて左回りを使われて〈4・2・2・0〉で4着以下のないピースワンパラディ。オープン入りしたばかりとはいえ、3歳時にはGII青葉賞で3着になった実績もあり、重賞で通用する力量はある。

 スウェプトオーヴァーボード産駒の兄シゲルヒラマサはダートの短距離戦で3勝、その全弟になる現3歳のクリアショットもダート1800メートルの未勝利戦で7馬身差の圧勝劇を演じている。

 母のクリアソウル(父アグネスデジタル)は1勝馬で、祖母キャトルセゾンも1勝。その産駒に逢坂山特別などJRA・4勝のヒラボクビクトリー、稲妻Sなど4勝のグラミスキャッスルがいる。

 曽祖母エミネントガールはエリザベス女王杯馬タレンティドガールを渡英させ、英2冠馬ナシュワンを配合されて生まれた英国産馬となる。

 2戦0勝と競走馬としては期待を裏切ったエミネントガールだったが、サンデーサイレンスとの産駒グローバルピースが、ヴィクトリアマイルなど重賞5勝のホエールキャプチャ、京都金杯のパクスアメリカーナを輩出し、このチャレンジは実を結んだ。

 ジャングルポケット産駒はモズアトラクションが昨年のエルムSを勝ってはいるが、これはアウォーディーがアンタレスSを勝って以来、3年4か月ぶりとなるJRAでの重賞勝ちだった。最近は影が薄くなりつつあるが、もうひと花咲かせてほしい。