【安田記念・血統調査】アドマイヤマーズは父子制覇狙う「マイルの申し子」

2020年06月04日 21時31分

アドマイヤマーズはアーモンドアイにひと泡吹かすことができるか

【安田記念(日曜=7日、東京芝1600メートル)血統調査】香港マイルでは昨年の安田記念覇者インディチャンプ、香港の強豪ビューティージェネレーション以下を退け、ダイワメジャー産駒として初の海外GIを制したアドマイヤマーズ。

 休み明けだった昨年の富士Sこそ思わぬ大敗(9着)を喫したが、これでマイル戦は朝日杯FS、NHKマイルCを含め7戦6勝。まさにスペシャリストと言える。

 母ヴィアメディチは英GIエクリプスSに勝ったメディシアンの産駒で仏GIIIリューリー賞の勝ち馬。欧州に残してきた産駒のヴィアピサは仏2勝で、伊GIリディアテシオ賞で3着、ヴィアフィレンツェはUAE・GIIバランシーヌSで2着、仏GIIIベルトランデタラゴン賞が2着など重賞で活躍。

 持ち込み馬のフレッチアも未勝利→500万→木更津特別と3連勝を飾っている。現3歳のアロハヌイロアこそ1戦0勝だが、出走した産駒5頭中4頭が複数勝ちで繁殖成績は優秀だ。

 ダイワメジャー×メディシアンの配合は珍しく、現状はアドマイヤマーズ一頭しかいない。広くミスタープロスペクター系というくくりでは、NHKマイルC勝ち馬のカレンブラックヒル(母の父グラインドストーン)がいる。

 最強牝馬アーモンドアイには父ロードカナロアとの父子制覇がかかっているが、アドマイヤマーズにも父ダイワメジャーとの父子制覇がかかっている。JRAのGIで8勝中、実に7勝がマイル戦という産駒のダイワメジャーが得意とする舞台で、アドマイヤマーズはアーモンドアイにひと泡吹かすことができるだろうか。