【安田記念】ダノンスマッシュ 安田隆行調教師「勝負根性は偉大な父ロードカナロアに近づきつつある」

2020年06月03日 21時32分

距離の壁を突き破りたいダノンスマッシュ

【安田記念(日曜=7日、東京芝1600メートル)聞かせて!核心】京王杯SCで5つ目の重賞タイトルを奪取。その勢いでダノンスマッシュが今度はGI初タイトルを狙う。父は2013年の安田記念の覇者ロードカナロア。誰よりもこの血統を知る安田隆行調教師(67)に意気込みを聞いた。

 ――前走の京王杯SCは見事な競馬

 安田隆:スタートはあまり速くなかったけど、二の脚がスッとついたので鞍上の判断でハナへ。前半にうまくペースを落とせたし、2着ステルヴィオに迫られてから、もうひと伸びしてくれた。内容も良かったですね。

 ――中2週での参戦

 安田隆:正直なところ、前走時は毛ヅヤがひと息で完調手前。反動を心配したんですが、レース後の回復がすごく早くて、状態がグンと上がってきたので、ここへの参戦を決めた。

 ――マイル戦への出走はNHKマイルC(7着)以来になる

 安田隆:3歳時はまだ体がしっかりしてなくて、右へ張るなどの若さを出していた。今はそれもなくなり、いい意味でずぶとくなっている。前走のように前半にうまくペースを落とすことができれば、こなせるんじゃないかと思っている。

 ――父は2013年の安田記念を制覇

 安田隆:ロードカナロアは折り合いの心配がなかった馬。あの時も向正面で内にいたグランプリボスが折り合いを欠いていたのに我慢できてましたからね。父ほどの距離の融通性はともかく、勝負根性は偉大な父に近づきつつあるんじゃないかと思っています。

 ――レースへ向けて

 安田隆:今年の高松宮記念(10着)はスタートでつまずいてかかったし、昨年の高松宮記念(4着)も不利な外枠から外々を回るなど、GIではチグハグな競馬になることが多くて…。同じロードカナロア産駒のアーモンドアイなど、すごいメンバーが揃っているので力試しの面もありますが、力を出し切る競馬をしてほしいですね。