【日本ダービー・後記】3着ヴェルトライゼンデ 菊花賞での逆襲に自信

2020年06月01日 21時32分

しぶとく伸びて3着のヴェルトライゼンデ(ゼッケン6)

 競馬の祭典・第87回日本ダービー(5月31日=東京芝2400メートル)は、コントレイルが圧勝。10番人気の低評価ながらヴェルトライゼンデが3着に食い込んだ。道中は好位のインでじっくりと脚をため、直線は外めに持ち出してからしぶとく伸びて4着以下を振り切った。

 皐月賞は8着で人気を落としていたが、道悪(稍重)などで不完全燃焼の競馬。昨暮れのGIホープフルSで世代最強コントレイルに0秒2差の2着まで迫ったのはダテではなかった。

「2週続けて追い切りに乗ったけど、デキはすごく良くなっていました。道中は勝ち馬を見ながらの競馬。先にいい位置を取られたけど、直線はしっかりと伸びたし、改めて能力の高さを証明してくれた」と鞍上の池添は納得顔。

 池江調教師も「ジョッキーは完璧だった。でも、世代ナンバー3だから」と胸を張った。

 菊花賞を勝ったワールドプレミアの半弟。春のクラシックに駒を進めなかった晩成型の兄を考えれば、3冠目は大いに期待できる。

「このあとは関係者と相談してからになるが、血統から3000メートルはこなせる」と池江調教師。

 今後の上昇度、距離適性を考えれば3冠最後の大舞台で大勢逆転があるかもしれない。