【日本ダービー】サリオス ウッドでのスムーズな脚さばきにレーン「万全の状態に仕上がった」

2020年05月28日 21時06分

標的に迫るサリオス(右)。その脚さばきは迫力十分だ

【日本ダービー(日曜=31日、東京芝2400メートル)注目馬28日最終追い切り:美浦】★評価A★デビュー以来、常に放牧を挟みながらレースを使われてきたサリオスだが、2着に終わった皐月賞後は一転、在厩で調整されてきた。

 今月に入ってから徐々に負荷を高め、2週前、そして1週前に5ハロン追いを敢行。その効果でこれまではボテッと映った腹回りがシャープなラインに。まさに“ダービー仕様”の体つきに変貌を遂げている。

 この日はレーンを背に南ウッドでの併せ馬。セントレオナード(古馬2勝クラス)を射程圏に入れながらスムーズな脚さばきで追走。直線では鞍上のゴーサインを待つまでもなく、馬体をスーッと併せにいく。最後まで〝静〟に徹しての併入決着も、実にしなやかな走りで最高潮を印象付けた(4ハロン54・2―39・2―12・7秒)。

 記者会見に臨んだレーンは「もうハードな調教をする必要はなく、馬の反応を確かめる程度に。ラスト800メートルからは気分良く走れたし、前の馬が近づくと“ファイト”してくれた。万全の状態に仕上がったと思います」。その口調は力強かった。

 皐月賞ではコントレイルにわずか半馬身差。この中間の上積み幅を考えれば…。日本ダービーで十分に逆転できる差だ。