【旭堂南鷹のビンボー講談師に明日はない】オークス 和田の言葉信じてウインマイティー

2020年05月23日 18時00分

【旭堂南鷹のビンボー講談師に明日はない】関西地方は緊急事態宣言が明けましたね。日常が戻りつつあると喜んでる人が大半なんだろうな。僕は少し寂しい。だって世の中全体がよどんだ空気になって、僕の日常に染まってきていたのにな。

 一日中、競馬して、酒を飲んで、好きなときに寝る。ひげも伸ばし放題。そんな堕落した生き方をしていても、白い目で見られない日々が終わりを告げる。僕だけが自堕落な暮らしに残されてゆく。そんな寂しさがある。

 デアリングタクトの強さに異論はない。好調と伝え聞く以上、本命は動かし難い。ここは相手の穴馬探しに情熱を注ぐ。

 まず目についたのがアブレイズ。父キズナ、母父ジャングルポケットと東京二四の申し子たる血筋。無敗の魅力もある。鞍上の藤井勘一郎も乗れている。穴っぽい。さぁ、人生初めてのテレワークだ。池江先生に話を聞いた。

「具合はいいですよ。ただ、レースレベルが違うからね。強気とまではいかない。藤井騎手はたくさんの国で経験しているから、レースでの引き出しが多いよね。そこに期待はしています」

 ヒモ穴としては十分なコメントだが、あわよくば頭まで、が穴馬の条件。となれば、この10年で3頭のオークス馬を出している忘れな草賞を忘れてはならない。ましてウインマイティーには和田竜二が乗る。再びテレワークだ。

「柔らかくて乗り味もいいし、時計が速くなってもまだ武器はあるって感じる。追い切りに一度乗っただけやけど、今の時季の牝馬としては上位にいると思う」

 これまで和田には数え切れないくらい苦境を救ってもらった。それは和田の正確なジャッジがあればこそだ。このコメントは和田ファンを長年やってきた身としては間違いなく買い! 

 えぇーい、デアリングタクトもまとめて負かしてくれ!というわけで、急転直下、本命だ。

◎ウインマイティー
〇デアリングタクト
▲デゼル
△アブレイズ
△スマイルカナ

【プロフィル】きょくどう・なんおう 講談師。マイケル・ジャクソンの自伝を読んで講談師の道を決意。演目は競馬、MJの他に「五代友厚」をシリーズ化。毎週日曜7時~ラジオ関西「旭堂南鷹の今昔なにわ物語」出演中。夢はグラミー賞朗読部門。