【海外競馬】英国競馬も6月再開へ ダービーは7・4開催有力

2020年05月21日 21時30分

【TPC秋山響の海外競馬解析】先週はフランスとドイツの競馬再開について記したが、同じ欧州のパートI国(競馬主要国)である英国とアイルランドについては依然中止されたままだ。

 その中でも吉報はあり、12日にはGI英ダービーのエプソムダウンズ競馬場開催にゴーサインが出た。

 競馬場側は両世界大戦中にニューマーケット競馬場で行われたのを除いて、1780年の創設からエプソムダウンズ競馬場で綿々と行われてきた英ダービーを今年も同じ場所で行うべく、時期を遅らせた上に無観客での実施を計画。しかし、その妨げとなる可能性があったのが、競馬場に入ることなく、周辺の見晴らしのいい場所に集まって競馬観戦を楽しむ人々の存在だった。

 この行為自体は1984年にできた法律でも認められており、普段であればなんら問題にはならないが、無観客競馬を実施する上では懸念材料。そこで競馬場側は競馬場の周囲に柵を築くなどして、当日限りの立ち入り制限区域を設けることを提案し、これが前記の法律に基づいて競馬場の土地利用を管理する組織によって承認されたことで、懸念が払拭されたというわけだ。

 ただ、肝心の開催日は未定。現時点では予定通り6月1日に英国競馬が再開すれば、7月4日の開催(英オークスも同日開催)が有力視されるが、果たしてどうなるか。ちなみにアイルランドの再開予定は6月8日だ。