【ヴィクトリアM・血統調査】サウンドキアラ マイル戦に強いディープ産駒で母の父もアグネスデジタルなら文句なし

2020年05月14日 21時31分

阪神牝馬Sを制し、重賞3連勝中のサウンドキアラ

【ヴィクトリアマイル(日曜=17日、東京芝1600メートル)血統調査】1000万特別を勝ち上がっての格上挑戦になった昨年のヴィクトリアマイルで0秒7差の7着に健闘したサウンドキアラ。今年は重賞3連勝中で勢いでは他を圧倒している。

 母サウンドバリアー(父アグネスデジタル)はフィリーズレビューの勝ち馬。米国産の祖母スリーピングインシアトル(シアトルスルー)は不出走馬で、孫に葵S・2着のアポロラムセスがいる。

 曽祖母は米GIを11勝(45戦25勝)し、「鉄の女」の異名を取ったレディーズシークレットだ。直子から活躍馬は出せなかったが、孫のキョウワハピネスがファルコンSを、ひ孫のマイスタイルが函館記念を制している。4代母のグレートレディエムもエイグリームH、ラブレアSなど米58戦14勝の成績を残しており、娘同様、頑強な馬だった。

 レディーズシークレット以外に活躍馬を産んでいないが、牝系は繁栄しており、日本でも孫にスプリンターズS、高松宮記念と短距離GI・2勝のビリーヴが出る。ひ孫にも交流重賞スパーキングレディーCのスティールパス、フラワーCを勝ち、桜花賞で3着になったトレンドハンターの姉妹がいる。

 芦毛に出た全姉のサウンドラブリーは11戦未勝利に終わったが、サウンドキアラは仕上がり早のディープ産駒にしては珍しく5歳にして充実期を迎えている。ディープ産駒はマイル戦に強く、母の父も安田記念、マイルCSを制したアグネスデジタルなら文句なしだろう。