【海外競馬】動き始めた欧州の競馬 ドイツ&フランスが無観客で施行

2020年05月14日 21時30分

11日のパリロンシャンでは騎手がマスク着用で騎乗した(ロイター)

【TPC秋山響の海外競馬解析】欧州の競馬が再スタートを切った。

 欧州のパートI国(サラブレッド競馬の主要4か国=英国、アイルランド、フランス、ドイツ)の競馬は、新型コロナウイルス感染の拡大を防止するため軒並み中止となっていたが、7日にドイツのハノーファー競馬場で競馬が無観客で施行。ドイツは3月8日を最後にサラブレッドの競馬開催がストップしていたが、約2か月ぶりのレースとなった。

 11日には、3月17日から中止となっていたフランスの競馬もパリロンシャン、トゥールーズ、そしてコンピエーニュの3競馬場で再開(無観客)。中でもパリロンシャン競馬場の開催は豪華版で、第1レースがいきなり重賞のGIIIサンジョルジュ賞(芝1000メートル)。その後もGIIアルクール賞(芝2000メートル)、GIIIフォンテンブロー賞(芝1600メートル)、GIIIグロット賞(芝1600メートル)と計4重賞を施行した。

 この時期のロンシャンでは14時に第1レースが始まり、計8レース行うのが通常なのだが、この日は失われた日程を取り戻すため、午前10時55分というかなり早いスタートとなり、計10レースも組まれた。

 本稿執筆時点(12日)では、まだ英国とアイルランドの再開日は未定(6月に入ってからの再開が濃厚)だが、ようやく欧州の競馬が動き始めたのは明るいニュース。このまま良い方向へと向かうことを祈るばかりだ。