【3歳クラシック指数】青葉賞勝ち馬オーソリティ 過大評価禁物で「73」据え置き

2020年05月06日 21時30分

3歳クラシック指数

★青葉賞(2日=土曜、東京芝2400メートル)=強い相手と戦ってきた経験もさることながら、直線でインから外へ出したヒューイットソンの好騎乗も大きい。このメンバーでは決め手が一枚上だったといえるオーソリティ。勝ち時計は2017年にアドミラブルがマークしたレースレコードを0秒6上回る2分23秒0。ただし、先週のフローラSが1分58秒7の決着で、3年前の2分01秒3と比べるとはるかに速い数字が出ているのも事実で過大評価は禁物かもしれない。

 また、4着までは0秒3差以内という着差に加えて、本番は乗り手が替わることからも、ダービーで勝負になるかどうかは厳しい目で見る必要があり、指数は73で据え置きとする。

 ただ、これまでも堅実な走りをしており、掲示板に載ってもおかしくはなさそうだ。

 2着ヴァルコスは前走のゆきやなぎ賞(阪神芝外2400メートル)で距離はすでに克服済み。今回は後方待機から向正面で動き始めると、3~4角で前を射程圏に入れた。ロングスパートで粘り通したように、スタミナと長距離適性の高さは確実だ。ギリギリの71点でランクインさせておく。

★スイートピーS(3日=日曜、東京芝1800メートル)=1戦1勝の身ながら1番人気に支持されたディープインパクト産駒のデゼル(友道)が後方追走から直線で末脚を炸裂させてV。上がり3ハロンはメンバー最速の32秒5で、次位を0秒8も上回る秀逸さだった。

 本番のオークスへは中2週のローテ。さらには重賞未経験で常識的には本番での苦戦は必至の様相だが、この日の勝ちっぷりは大いに評価できる。

 母アヴニールセルタンは14年に仏1000ギニー、同オークスを制した牝馬2冠馬。伸びシロと血統背景も踏まえ、同じリステッドの忘れな草賞勝ちウインマイティーに並ぶ74ポイントでランクインとした。

★矢車賞(土曜=2日、京都芝外2200メートル)=1番人気のソフトフルート(松田)が2勝目を挙げた。伸び上がるような形でいいスタートではなかったが、中団の最内を追走。直線では前が空くのを待って追い出すと、アカイイトとの叩き合いを制した。

 川田は「4角手前まではいい形ではなく、追い出しを待たされた。それでも捕まえてくれたし、この中では能力が高かったですね」と振り返った。

 賞金的に出走がかなうか微妙なところだが、少しエンジンの掛かりが遅いタイプだけに、むしろ距離は延びるのはプラス。一貫して長めの距離を使われてきたのも好印象で指数71でランクインとする。