【元JRA助手の極秘情報】日曜京都10R桃山Sメイショウササユリ「もうちょっとうまくためていけば」と松永幹調教師

2020年04月24日 21時01分

【元JRA助手の極秘情報】まいど、野村です。最近は気温もええ感じやし、ふらっとどこかに出かけたい気分にかられます。ただ、今こそが我慢のしどころやね。少しでも早い新型コロナ収束へ向け、オッサンもじっとこらえてステイホームですわ。

 さて、先週は牡馬クラシック1発目、皐月賞やったね。コントレイルは1枠1番をどう克服するかと思ったけど、すごく落ち着いて乗っていました。前日、あれだけ雨が降ってたからね。正直、最内は厳しいんとちゃうかなと思ってたんやけど、3角手前でいつの間にか外に出してました。あれは福永君の好騎乗やね。最後は馬の力を信じての騎乗やったし、最後の脚はそれこそ父(ディープインパクト)をほうふつさせる強烈さでした。

 戦前は3連勝馬同士で横一列と見られていたけど、ちょっとこれは違うかもしれんね。東スポ杯の勝ちっぷりや、少し内にモタれていたホープフルSを見ると、府中へのコース替わりもプラスやと思います。案外、2冠目のダービーは堅いかもしれんね。また、福永君もこれでクラシック完全制覇です。厩舎スタッフ、騎手ともにホンマおめでとうやね。

 そして、2着に敗れたサリオス。ま、コントレイルのことをベタ褒めしたあとに言うのも変やけど、こっちはこっちで馬場の悪いところを走らされたからね。着差も半馬身、決定的な差ではないかもしれません。大型馬やし、上積みもあるはずやからね。ダービーの広い馬場なら、もっと白熱したデッドヒートが見られるかもしれんね。とにもかくにも、強い馬同士のレースは見ていて面白いですわ。

 ま、それ以降の馬はちょっと厳しいかな。2番人気のサトノフラッグですが、1、2着馬とは完全に力負けでしょう。直前に急激に評価が上がったけど、そもそも戦ってきた相手が違ったのかもしれません。上位2頭の打倒を目指すなら、別路線組に託したほうがええかもしれんね。

 さて、今週の推奨馬にいきましょう。日曜・京都10Rの桃山S(ダート1900メートル)に出走するメイショウササユリに注目してください。ミキオ(松永幹調教師)いわく「前走は位置を取りに行ったぶん、しまいが甘くなってしまった。堅実には走ってくれているし、もうちょっとうまくためていけば」とのことです。

 あ、そうそう。松永幹厩舎といえば、先週のアーリントンC、ギルデッドミラーは惜しくも2着やったね。ミキオは「勝った馬は強かったです」と言うてましたけど、賞金加算できたのは大きいんとちゃいますか。牝馬の割に馬格があるから上積みもあるでしょう。次走のNHKマイルC(5月10日=東京芝1600メートル)では何とか巻き返してほしいね。(元JRA調教助手)

【プロフィル】野村功(のむら・いさお) 62歳。元JRA調教助手。1971年に栗東・坪重兵衛厩舎に所属。その後は山本正司、池江泰郎など35年間で数々の厩舎に在籍。トゥザヴィクトリー(2001年エリザベス女王杯)、ステイゴールド(01年香港ヴァーズ)など様々な名馬の背中にまたがる。