【皐月賞】3戦3勝馬レクセランス池添学調教師「馬群をさばけるかどうかがポイント」

2020年04月17日 21時02分

洗い場での手入れ中に、ほえるレクセランス。早くも気合十分だ

【皐月賞(日曜=19日、中山芝内2000メートル)稲富菜穂のだいじょばない】どうも、稲富菜穂です。牝馬の桜花賞に続き、いよいよ牡馬クラシック・皐月賞がもう目前です。いや~ワクワクしますね。桜花賞の勢いに乗って(さりげなく的中自慢)今週もがんばるぞ!!

 無敗のGI馬コントレイル、サリオスにスポットが当たっている皐月賞ですが、私のテーマは「穴馬探しの旅」。まずは2頭のほかにも無敗馬はいるじゃないですか。そう、3戦3勝のレクセランスです。池添学先生、すみれS後の雰囲気を教えてくださいっ。

「中間は短期放牧に。帰厩直後はもう少しピリッとしてほしいと思ったけど、追い切りを重ねるごとに良くなって、いい雰囲気になってきたね」

 ふむふむ。毎回、接戦を制しているように、勝負強さを感じます。

「前走にしても展開が向いていない中でしっかりと勝ち切ってくれた。素質の高さは感じるよね」

 無傷のV4も夢ではないと…。

「う~ん、まだ一線級とは対戦していないからね。今回が初のGIなので、今後に向けて、いい経験を積めればと思っている。まだ多頭数の競馬をしていないので、馬群をさばけるかどうかもポイントになりそうですね」

 いろいろ冷静に見ていらっしゃる。これは評価に迷うところですな。

 では共同通信杯で土がつく前は無傷3連勝の快進撃を続けていたマイラプソディはどうでしょう。友道先生、まずは前走4着の敗因を教えていただけますか?

「内を通った馬が残る状況だったからね。後ろから外を回ったことが結果的に響いたのかもしれない。返し馬は普通にできていたので、長距離輸送は問題ないタイプじゃないかな」

 おっ、これは巻き返しの予感が…。

「問題は中山コースですね。エンジンのかかりが遅い馬だから、どうしても勝負どころで置かれてしまう。3コーナーから(アクセルを)踏んでいくくらいの競馬をしないと届かないだろうから…ね」

 う~ん、こちらは乗り方ひとつってところでしょうか。

 最後は負けてはいても、連対は外したことのないヴェルトライゼンデです。なんといっても、私の大好きな「公務員馬券」向きの馬ですからね。池江先生、スプリングS(2着)後の調整は順調ですか?

「1週前追い切りでしっかりと負荷をかけられたし、ひと叩きした上積みはあると思うよ。前走は勝てれば良かったが、休み明け初戦として出走させているし、勝負どころの反応が少し鈍かったのもそれが理由じゃないかな。1800メートルの距離も少し短かったみたい」

 おおっ、いろいろな面で上積み十分と。

「2400メートルのダービーを目標にしている馬だけど、2000メートルなら問題ないと思うよ。器用なタイプなので中山でも上手な競馬ができる。そういう意味では父のドリームジャーニーとは似ていないかな。まあ、あの馬も中山は得意だったんだけどね」

 むむ、これは結構な手応えがありそうな…。今週もまた競馬が見れる幸せをかみしめつつ、時間の許す限り穴馬探しに悩む、楽しい時間を過ごしたいと思っています!

 という感じで、普段の連載と変わらない締めを一旦させていただきましたが…。実は今週の関係者のお話はすべて大スポの記者さんから電話で教えてもらったものです。

「緊急事態宣言」が出たこともあり、より一層、気を引き締め、取材にあたっております――。

 先週のコラムでそう決意表明させてもらったばかりだったのですが、今現在は競馬記者の皆さんも、かなり厳しい取材制限の中で仕事を行っている状況。私のような立場がトレセンに出入りするわけにもいかず…。

 もちろん、今週のように記者の皆さんのご協力で連載を続けることもできるのですが、「だいじょばない」は私自身がトレセンに足を運び、関係者の皆さんの生の声を聞きたい。そんな気持ちから始まったもの。今の状況で連載を続けるわけには…。来週からしばらくの間、お休みさせていただくことになりました。

 あっ、確定面の「ムーチョムーチョ!」は続けさせてもらいますよ! しばらくはプライベートネタ中心になってしまうとは思いますが(興味ねえとは言わんといて!)どうか、稲富をこれからもよろしくお願いいたします!!

☆プロフィル=いなとみ・なほ 1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はABC「おはよう朝日です」、サンテレビ「アサスマ探検隊」、ひらかたパークのCMなどに出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。