【元JRA助手の極秘情報】アーリントンC出走ギルデッドミラー「うまく折り合えればここでも差はないでしょう」と松永幹調教師

2020年04月17日 21時01分

前走の勝ち方が良かったギルデッドミラー

【元JRA助手の極秘情報】まいど、野村です。当然ですが、新型コロナウイルスの感染予防対策として、栗東トレセンも日に日に厳戒態勢が強化されています。とにかく無事に競馬が開催されるよう、オレら部外者は絶対に新型コロナウイルスを内部に持ち込んではいけない。報道陣は必要最小限…いや、それ以下の人数で、なんとかみなさんに情報をお届けしようと頑張っています。今は競馬があることに感謝しつつ、それをとにかく守ることが大切。日常が取り戻される日を待つしかないですね。

 さて、先週はGI桜花賞でした。土曜とは一転して大雨に見舞われ、馬場も刻々と悪化し、良→稍重へ。10Rを迎えるころには、さらに重へと渋化してしまいました。ほとんどの馬が上がり3ハロン38秒以上という極悪状態でしたが、一頭だけ全く違う脚を持ってる馬がおったね。

 デアリングタクトが第80代の桜の女王に輝きました。上がり3ハロンは36秒6。良馬場でも道悪でも、あの脚が使えるのはたいしたもんやと思います。それこそオレは3冠を意識できる馬やと思いまっせ。鞍上の松山君も自信ありげな乗り方&勝利インタビューやったし、前走の内容でかなり手応えをつかんどったんとちゃうかな。父はジャパンCを制したエピファネイア。当然ながら距離が延びても全く問題ないでしょう。

 2着のレシステンシアはさすが(武)ユタカ騎手という、絶妙な乗り方やったと思います。外枠だったので無理をせずに好位からジワーッと運んでました。直線を向いて抜け出したところまでは、完全な勝ちパターンやったんやけどね。あれをかわされてしまうのは、正直、運がなかったと取るしかないのかな。今後はオークスかマイル路線かわかりませんが、パンパンの良馬場でブンブン飛ばす姿をまた見たいですね。

 いずれにせよ、「混戦混戦」と言われてましたが、終わってみれば2→1番人気の決着。しかも勝ち馬はひょっとしたら化け物かもしれないという、かなり内容の濃い桜花賞やったと思います。

 土曜のGIIニュージーランドTはルフトシュトロームが無傷の3連勝で重賞V。結果的に前が速かったのもしれんけど、あの位置から一気の差し切りやったからね。マイル路線ならかなり楽しみな素材や思います。それこそ、レシステンシアがマイルに行くなら強敵になるんとちゃうかな。

 さ、今週の推奨馬やね。ラッキーライラックの大阪杯制覇で波に乗る松永幹厩舎から、同じ牝馬のギルデッドミラーがGIIIアーリントンC(土曜・阪神11R)に出走します。ミキオいわく「前走の勝ち方が良かったですね。2走前にしても、その後毎日杯を勝つことになる馬にクビ差2着です。うまく折り合えればここでも差はないでしょう」とのこと。テレビの前で気張って応援しときます!(元JRA調教助手)

【プロフィル】野村功(のむら・いさお)62歳。元JRA調教助手。1971年に栗東・坪重兵衛厩舎に所属。その後は山本正司、池江泰郎など35年間で数々の厩舎に在籍。トゥザヴィクトリー(2001年エリザベス女王杯)、ステイゴールド(01年香港ヴァーズ)など様々な名馬の背中にまたがる。