【皐月賞】コルテジア鈴木孝調教師 3歳重賞1番人気15連敗に”反論”しつつも余裕の表情

2020年04月15日 21時32分

馬房で前かきするコルテジア。早くも走る気満々だ

【皐月賞(日曜=19日、中山芝内2000メートル)栗東トレセン発秘話】今年の3歳重賞は「1番人気が負け続けている」といった記事を見た方は多いのではないか? 桜花賞のレシステンシアの2着敗戦で、ついに「15連敗」。1984年のグレード制導入以降、初めての“歴史的珍事”というのだから穏やかではない。

「それだけ抜けた馬がいない混戦ということ。当然、クラシック本番に突入しても、この流れは続くだろうな」

 こんな声がトレセンでは少なくないが、一方で明快に“反論”する人もいる。きさらぎ賞に管理馬コルテジアを出走させ、自ら人気馬を下す波乱(7番人気V)を演出した鈴木孝志調教師だ。

「牡馬クラシック戦線でいうなら、一番強いと思われる2頭が、今年はまだ一回も使っていない。ただ、それだけのことなのではないでしょうか」

 なんとも単純明快。確かに、ともに3戦無敗のコントレイルとサリオスが前哨戦を使っていたとすれば、きっちり人気に応えていた可能性は高い。今年の3歳重賞の波乱の流れは、近年はやりのGI直行ルートが作り出した、ただのまやかしにすぎないのか…。

「その強い馬2頭と一緒に走ったことのない馬が多いんだから、記者の皆さんも予想のしがいがあるでしょう。頑張ってくださいね(笑い)」(鈴木孝調教師)

 こんなことを言うとは、それだけ余裕があるということ?

「ウチの馬は器用さが最大の武器。スッといい位置を取れるのはアドバンテージになると思います。中山内回りの2000メートルでは後ろからでは、なかなか勝負になりませんからね。前走は切れる脚を使ってくれましたが、荒れた馬場になっても苦にしませんよ」

 頭はコントレイルか、サリオスか悩ましいところだが…。とりあえずコントレイル―コルテジアのノースヒルズワンツー狙いというのも、馬券的には面白いかもしれない。