【3歳クラシック指数】桜花賞制覇デアリングタクト 牝馬トップ「82」もオークスには一抹の不安

2020年04月14日 21時30分

【3歳クラシック指数】

★桜花賞(12日、阪神芝外1600メートル=牝馬限定)=重馬場で行われた牝馬クラシック第1弾は、デアリングタクト(杉山晴)が外から豪快に差し切り、無傷の3連勝でGIタイトルを手にした。

 2着に1馬身半差。しかも器用に立ち回ってのものではなく、ねじ伏せての勝利だけに、一気に勢力図を「1強」に塗り替えたともできるが…。行きたがる面ものぞかせていたとなると、2400メートルのオークスでは一抹の不安も残る。

 もちろん、牝馬トップとはするが、断トツとはまだいかない「指数82」が妥当な落としどころか。

 2歳女王レシステンシア(松下)は17番枠から前につけるまでに脚を使い、しかも早めに逃げ馬に並びかける形でもゴール寸前まで粘った。この2着に評価を下げる要素は見当たらず、「指数80」をキープとする。

 3着に大健闘したスマイルカナ(高橋祥)は3番の好枠を生かして先手を取り、存分に持ち味を発揮した形。ただし、パドックではテンションの高いところを見せていたように、距離延長を克服できるかは微妙なところだ。1ポイントアップの「指数75」にとどめておく。

 4着クラヴァシュドール(中内田)は思ったようにポジションを上げられなかったものの、直線では内からしぶとく脚を伸ばした。馬場の悪いところを通ったことを考えれば評価に値する内容で、こちらは「指数79」とする。

 なお、重馬場で持ち味を生かせなかった馬も多く、以下の指数はすべて据え置きとした。

★忘れな草賞(12日、阪神芝内2000メートル=牝馬限定)=昨年はラヴズオンリーユーがここをステップにオークスを制したが、今年は全体的にやや小粒なメンバー構成。それでも勝ったウインマイティー(五十嵐)には相応の評価が必要だろう。

 中団追走から直線で前が開いたところを一瞬で突き抜けた内容に、騎乗したM・デムーロは「この馬場(稍重)でこれだけの瞬発力を使えるのはすごいね」と称賛。中距離適性を感じるレースぶりを見せたとなれば、「指数74」でランクインさせる。