【桜花賞・後記】2着レシステンシア 負けて強し「やりたいレースはできた」と武豊

2020年04月13日 21時32分

1番人気の武豊=レシステンシアは2着に敗れた

 雨中の重馬場決戦になった12日のGI第80回桜花賞(阪神芝外1600メートル)で1番人気レシステンシアは2着に終わった。

 朝から降り続く雨に打たれて、時を刻むごとに悪化してゆく馬場。8枠17番という枠順も合わせて取り巻く状況が厳しくなる中でも、2歳女王レはそのプライドを誇示する懸命の走りを見せた。レコードを叩き出し、時計勝負で押し切った阪神JFの再現はとてもかなわない重馬場でのタフな競馬。内から主張してきたスマイルカナにハナを譲り、自分のペースでは運べない形ながら直線は、いったん先頭に立つ場面もあった。「残念…。惜しかったね。やりたいレースはできたけど、最後は一杯になってしまった。でもよく頑張ったし、勝ち馬が強かった」と武豊。

 松下調教師は「外枠は厳しかったんですが、馬場に関しては大丈夫だったとジョッキーは話していました。あれで負けたのなら仕方ないですね」。

 全力を出し切っての敗戦に、悔しさの中にも納得の表情さえのぞかせた。不利な状況下でも実力を示した今回のレース。スピードだけの馬ではないことをしっかりと印象づける一戦だった。