【赤城真理子の聖地巡礼】キズナ 今も肩の筋肉は盛り上がったままだった!

2020年04月10日 21時00分

サービス精神旺盛なキズナはおなかもバッチリ見せてくれます

【赤城真理子の聖地巡礼】社台スタリオンステーションの種牡馬巡りもそろそろクライマックス。この馬なら知ってるぞ、さあ、いざ!と思って突き進んだ先はキタサンブラックの馬房だったんですが…。残念ながら休憩中で、柵越しにしか見られなかったんです。

 馬房の向こう側が開放され、いつでも放牧スペースに出られるようになっているのに、この日のブラックは気が乗らないよう。ただただ馬房から外を見ながらたそがれているご様子で、こちらからはお尻しか見えません! それでもグッと盛り上がったトモに、思わず「デカッ」と口に出てしまう馬格はしっかりと拝めました。

 ちなみに向かいの馬房にいたハーツクライも奥から出てこず。有馬記念であのディープインパクトを負かした馬ですし、管理した橋口弘次郎元調教師のご子息である橋口慎介先生のところにも、その産駒の期待馬(ココナッツスルー、ゴーストなど)がいるので見たかったけど…。またの機会に取っておきます。

 気を取り直して放牧地でくつろいでいたあの馬の元へ! 500キロを超える大きな馬体、第80回の記念すべき日本ダービーで豪快な差し切り勝ちを決めた、ディープの後継として期待されるスタリオン。そう、キズナです。時期的なものもあり、ちょっとモッサリして見えましたけど、体のバランスは良くて、肩の筋肉は今も盛り上がったまま。ゴロゴロと草の上で転がってくれたのでサービスショット(?)もたくさん撮れました。

「キズナ産駒は意外とダートで勝ち上がってるよね」とはミッキ(マジでしつこいようですが、某競馬専門紙TMで今回の旅の同伴者です)。そう、それが不思議なんですよね。ダートには昨年62頭が出走し、7頭が勝っています。一方、芝では261頭中勝ったのは26頭だから、勝率でいえばダートのほうが高い!!

 ミッキは「キズナ自体がムチムチバディやったし、ダートでも走ったと思うんよね」と。なるほど、芝の長距離であれだけのレースができたキズナはダートを使う必要がなかったかもだけど、ダートでのポテンシャルもあったのかも。

 それにキメラヴェリテ(兄にダートで現7勝のリアンヴェリテ)、ビアンフェ(姉に芝スプリント3勝のブランボヌール)など、活躍する舞台は母系が強く出る傾向にあるのかもしれません。だからなのか、イメージと違って短距離志向の産駒が多いんですよね。

 昨年までは海外GIを制したような良質牝馬の多くがキズナの父ディープに取られて…というと聞こえが悪いかな。とにかくディープがそういった牝馬のお相手を請け負っていた印象。今年種付けされる産駒は今までの傾向とは変わってくるかもですね。

"奇跡の血量"をつくりやすい種牡馬とも聞いているので、サンデーサイレンスの血が覚醒する馬まで出てくるかも。な~んて期待が膨らみまくります! もし、それっぽい子を皆さんが先に発見されたら赤城宛てに匿名でいいので教えてほしいなあ。取材に行きますよ。

「聖地巡礼」社台スタリオンステーション編はここまで。でも、この連載はまだまだ続きますよ。