【JRA競馬学校】過去最多タイ!女性3人が入学

2020年04月08日 11時30分

左から大江原比呂さん、小林美駒さん、河原田菜々さん

 7日、JRA競馬学校(千葉県白井市)で騎手課程の入学式が行われ、第39期生の8人が入学した。注目を集めたのは93年に12期生として入学した田村真来、細江純子、牧原(現増沢)由貴子以来、過去最多タイとなる女性3人の入学。これで在学中の女性の騎手候補生は計6人(3年生2人、2年生1人)となった。

 大江原比呂さん(15)はJRAのジュニアチーム(騎手養成事業の一環として発足し、競馬学校の教官経験者が乗馬指導等を行う)の出身。祖父が美浦の大江原哲調教師で、父は藤沢和厩舎所属の大江原勝調教助手という競馬一家に育った。「藤田菜七子騎手がデビューして、男性の中でも努力して活躍する姿を見て格好いいなと思いました」と騎手を目指した理由を話し、「たくさんの人に応援してもらえるような、トップジョッキーに負けない騎手になりたい」と抱負を語った。女性は他に河原田菜々さん(15)と、小林美駒さん(15)。

 加藤諒大(りょうた)君(15)は美浦の加藤征調教師の次男。「小さい時から馬が近くにいて、父の馬が勝った時に騎手が格好いいなと思いました」。目標の騎手にボウマンとデットーリの名前を挙げた。加藤征調教師は「競馬学校での教えもそうだし、ジョッキーとして、個性として学ばないといけない感覚もある。たくさん吸収してほしい」と話した。

 また、田口貫太君(16)の父は笠松の元騎手でもある田口輝彦調教師で、母の広美さん(旧姓・中島)は92年に笠松初の女性騎手としてデビューし120勝を挙げた。2度目の受験で合格した貫太君は「勝ちたいレースは日本ダービーと凱旋門賞」と夢を語った。広美さんは「心配はけがだけですね。私はアンカツさん(安藤勝己=現本紙評論家)と一緒に乗れたり、騎手時代は楽しい思い出しかなかったので」と話した。8人は順調に3年間で卒業し騎手免許を取得すれば、23年3月にJRA騎手としてデビューする。